【開発の裏側74】最も有効な1本を引く、と説明に書いていた。実際は、条件を満たす最初の組でした。トレンドラインの説明を中身に合わせた話

【開発の裏側74】最も有効な1本を引く、と説明に書いていた。実際は、条件を満たす最初の組でした。トレンドラインの説明を中身に合わせた話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の74回目です。前回は、ダウ理論のインジケーターで、MT4とMT5の描き方が違う4か所の話でした。
今回は、トレンドラインのインジケーターを作り直したとき、説明の言葉と、見せ方を直した2つの話です。



このインジケーターは、高値の山どうし、安値の谷どうしを自動で結んで、トレンドラインを1本ずつ引きます。



1つ目は、説明の言葉です。

前の版の説明には、最も有効な1本を引く、という書き方がありました。
中身を読むと、こうなっていました。

まず、探す期間の中で、左右の決まった本数より高い足を山、低い足を谷として集めます。
次に、新しい山から順に、それより古い山と結んでみます。2つの山のあいだにある山が、ラインから決まった距離の中にあれば、ラインに触れた1回と数えます。結んだ両端の2つも、1回ずつ数えます。
触れた回数が決めた回数以上になった、最初の組を引きます。

つまり、いくつも引いて比べて、いちばん良いものを選んでいるわけではありません。
条件を満たした組の中で、いちばん新しいほうから見て最初に見つかったものです。触れた回数を2回にしておけば、いちばん新しい2つの山を結んだ線になります。

最も有効、と書くと、何かの物差しで一番を選んでいるように読めます。言い過ぎでした。
直した版では、説明を中身のとおりの書き方に変えました。



2つ目は、収束の見せ方です。

高値のラインと安値のラインが、右へ行くほど狭まっている形を、収束と呼んでいます。
2本のラインが左右で重なる範囲を取り、右の端の幅が左の端の幅より狭ければ、収束としています。

前の版は、この収束を、ラインにマウスを乗せたときに出る小さな説明の中でしか見せていませんでした。
マウスを乗せなければ、収束していることに気づけません。

直した版では、パネルの見出しにも、収束、と出すようにしました。



どちらも、計算そのものは変えていません。

インジケーターの説明を書くときは、中身のどの行がその言葉に当たるのかを、1つずつ確かめてみてください。良い言葉ほど、中身より大きく書いてしまうことがあります。

高値と安値のトレンドラインを自動で引き、保存して、前のラインと見比べられるインジケーターです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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