【開発の裏側60】ネットから取りに行けないなら、業者のチャートから読む。VIXのインジケーターを、通信なしで動く形に作り直した話

【開発の裏側60】ネットから取りに行けないなら、業者のチャートから読む。VIXのインジケーターを、通信なしで動く形に作り直した話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の59回目は、守りを残高の割合で決めていたら、模擬とMT5で結果が大きく食い違った話でした。
今回は、VIX恐怖指数をチャートに出すインジケーターを、海外の販売サイト向けに作り直したときの話です。



製品紹介の7回目で書いた e-VixChecker は、VIXの値を、公表しているところのデータから、MTの通信の機能で取りに行っています。
ふだんの版は、それで問題なく動きます。

ところが、MT5の公式の販売サイトであるMQL5 Marketは、出品するプログラムが自分でネットに取りに行くことを認めていません。DLLも、自前のライセンスの確かめも使えません。
そのままでは出せないので、データの取り方を変えた版を作ることにしました。



代わりに使ったのは、業者のMTに入っているVIXの銘柄です。
業者によっては、VIXそのものや、VIXの先物を、銘柄として扱っています。その日足を読めば、ネットに取りに行かずに値が分かります。

難しかったのは、銘柄の名前が業者ごとにばらばらなことです。
そこで、気配値の一覧から、名前にVIXを含む銘柄を探し、点数を付けて選ぶようにしました。

名前がVIXだけなら100点。前後に記号が付いているものは、名前が短いほど高い点数。
VIXY、UVXYのように、VIXに連動する別の商品の名前は外します。
同じ点数なら、期日の無いものを先に、次に期日の近い先物を選びます。

先物には期日があります。期日が過ぎた銘柄は値が止まるので、自動で探しているときは、期日を過ぎたらもう一度探し直すようにしました。



もう1つの問題は、過去の長さです。
業者の銘柄によっては、古い日の値がありません。そこで、公表されている過去のVIXの値を、ファイルとして置いておけば、銘柄の最初の日より前をそれで補うようにしました。
銘柄が無い業者でも、ファイルさえ置けば、過去の分だけは表示できます。

ふだんの版と海外向けの版は、1つのソースから作り分けています。通信と認証の部分に印を付けておき、海外向けを作るときは、その部分を外して組み立てる形です。
ふだんの版の動きは、何も変えていません。



外からデータを取りに行けない場所でも、業者のMTの中に、代わりになるものが入っていることがあります。
ただ、名前も期日も業者しだいなので、決め打ちせずに、探して選ぶ仕組みが要りました。

MT4・MT5で、業者ごとの違いに合わせて動くインジケーターの開発のご依頼も受けています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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