【開発の裏側⑰】ゴールドは7時ちょうどには開きません。EAに取引時間を書き込まない理由

【開発の裏側⑰】ゴールドは7時ちょうどには開きません。EAに取引時間を書き込まない理由

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

FXは24時間と言われますが、実際には業者ごとに取引できる時間が決まっています。
毎日の休み、週末、祝日の早じまいもあります。

ゴールドの1分足のEAを作っていて、ここでつまずきかけました。



XMのゴールドは、今の時期、日本時間の7時2分から取引が始まります。7時ちょうどではありません。

ややこしいのは、7時から7時2分までの2分間です。
この間、値は届いていて、足もできていきます。でも注文は通りません。市場が閉まっているという理由で、全部断られます。

値が動いているので、閉まっていることに気づきにくい。
7時に開くと思って作ると、最初の2分の注文は全部失敗します。



調べたときには、7時5分開始と書いている解説のページも多くありました。
でも、MTが持っている銘柄の設定を読み出すと7時2分。実際の取引も7時2分からでした。
株価指数は7時5分からなので、銘柄の違う情報が混ざっていたようです。



だから、EAに取引時間を時刻で書き込まないことにしています。

MTは、銘柄ごとに、注文が通る時間と、値が出る時間の設定を持っています。
EAはその設定を、動いている業者のサーバーから読みます。業者を変えても、その業者の時間で正しく動きます。

過去のデータで検証するときも同じです。
値が来ていない時間だけを休みとして扱うと、値だけが届く2分間に約定させてしまいます。実際の取引より早く動く検証になります。



もう1つ、夏と冬で日本時間がずれます。
多くの業者は、サーバーの時刻を米国の夏時間に合わせています。2026年は11月1日に冬時間に変わり、翌日の月曜から、日本時間で1時間遅くなります。

EAの時間の設定は、日本時間ではなくニューヨーク時間で考えると、夏も冬も同じ数字で書けます。

業者ごとの取引時間に合わせてEAやインジケーターを直すご依頼も受けています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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