どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。
YouTubeで見かけた手法を、EAにして測ったことがあります。
ボリンジャーバンドと移動平均線で押し目を待つ手法です。
長い移動平均線の向きでトレンドを決め、価格がバンドの外へ出たら、すぐには入らない。
中央の線まで押してくるのを待ち、もう一度バンドの外へ抜けたところで入る。損切りは押し目の最安値です。
動画の中では、15〜110 pipsの勝ちトレードが紹介されていました。
条件はこうです。
足が確定してから判定して、次の足の始値で入ります。
期間は2018年から2026年。ユーロドル、ドル円、ポンドドルの15分足で、XMのマイクロ口座の実際のスプレッドで回しました。
バンドの幅を1.0、1.5、2.0σ、移動平均線を100と200、SMAとEMA、決済を1R、2R、中央の線で。
36通りの設定を3つの通貨ペアで、合わせて108通りです。
結果は、108通りのどれもPF 1を超えませんでした。
一番良かったのはポンドドルの0.98。年ごとに見ても、3年続けて1を超える設定はありません。
それでも、分かったことがあります。
押し目を待たずに、バンドの外へ出た時点で入る版も同時に測っていました。
108通りすべてで、押し目を待つ版のほうがPFが0.01〜0.25高かったんです。
中央の線に戻っても入らず、もう一度抜けるのを待つ。この待ち方には意味がありました。
なぜ負けるのかも見えています。
入る回数が多い設定ほど、スプレッドに負けていました。バンドを広く、利確を遠くするほど良くなります。
そこでスプレッドの狭い口座と1時間足でも測りました。ポンドドルの1時間足に日足の目線を足した設定はPF 1.44まで上がり、8年中7年プラスでした。
ただ、これは36通りの中から選んだ一番です。
3つの通貨ペアすべてで1を超える設定は、1つも見つかりませんでした。設定の差より、通貨ペアの差のほうが大きい。この手法を単独のEAにするのはやめました。
動画で見せる勝ちトレードは、この負けの中からでも選べます。
見せてもらった場面だけで手法を判断しない。自分で何百回も数えてみると、印象とはかなり違う数字が出てきます。
押し目を待ってからもう一度抜けたら入る、という待ち方は、ほかの手法の入り口を絞る部品として手元に残しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。