哲学の原点を作った男タレス

哲学の原点を作った男タレス

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人生を変える答えが2,500年前の男が教えてくれる?

こんにちは。セールスコピーライターの岩井直樹です。

「哲学」と聞くと難しそうですよね。
でも、実はその始まりは、たった一つのシンプルな問いからでした。

その問いを立てたのが、「タレス」です。
彼は私たちに、生きるヒントを教えてくれます。

今回は、そんな哲学の歴史を語る上で欠かせない、
最初の哲学者タレスについて、誰でもわかるように楽しく解説していきます。

彼の考え方を知ることは、
あなたの人生をより豊かにするヒントになるはずです。

哲学の父タレスとはどんな人?

タレスは紀元前6世紀(紀元前600年〜紀元前501年)ごろ、
古代ギリシャのミレトスという街で活躍した人物です。

ちなみに、この紀元前6世紀は、
日本の歴史では弥生時代の始まりごろにあたります。

彼が哲学を語っていた頃、日本では稲作が始まり、
新しい文化が芽生え始めた時期でした。

「貧乏な学者?」or「天才的な投資家?」

彼は哲学者であるだけでなく、数学者、天文学者、政治家、
そしてビジネスマンでもありました。

空を見上げて溝に落ちるような「うっかり者」として笑われる一方で、
その知恵で歴史に残る大儲けをした「切れ者」でもありました。

まさに「天才」と呼ぶにふさわしい人物です。

なぜタレスが「哲学の原点」と呼ばれるのか、
その理由は彼の考え方にあります。

それまでの人々は、世界の成り立ちや自然現象を、
神々の物語(神話)で説明していました。
例えば、雷は神の怒り、海は海の神が支配しているという具合です。

しかし、タレスはこれをやめて、
「もっと論理的に、自然の力だけで世界を説明できないか?」
考えた最初の人物でした。

この「神話的な説明」から「論理的な説明」(ロゴス)への転換こそが、
哲学の始まりであり、科学の萌芽でもあります。

彼は、「万物の根源は何だろうか?」という、
答えの決まっていない問いを立てました。

この「問いを立てる」という行為自体が、
哲学の最も重要な要素であり、タレスがその出発点となったのです。

タレスを象徴する有名なエピソード2選

日食の予言
紀元前585年、彼は天文学の知識を使って日食を予言し、
見事に的中させました。この出来事は、彼の名声を一気に
高めることになります。

オリーブ油搾り機の買い占め
貧乏な学者だと思われていたタレスは、ある年、オリーブが大豊作になることを予測し、オリーブ油を搾る機械を安く買い占めました。

そして、予想通り豊作になると、機械を高く貸し出し、大儲けしました。
これは、哲学的な思考が実生活にも役立つことを証明した賢いビジネス戦略でした。

タレスの思考法から学ぶ5つのヒント

タレスが提唱した「万物の根源(アルケー)は水である」という考え方は、
単に「世界は水でできている」という結論が重要なのではありません。

彼が本当に伝えたかったのは、
「身の回りの現象を観察し、そこから一つの答えを導き出す」という
思考法そのものだったんです。

この思考プロセスから、私たちが学べる5つのヒントを見ていきましょう。

①すべての生命は水から生まれる
彼は、生命が誕生するためには水が不可欠であることを知っていました。
人間も、動物も、植物も、水なしでは生きていけません。
この観察から、「命の源は水だ」と考えたのです。

②変化する水の姿
水は、液体から固体(氷)、気体(水蒸気)へと姿を変えます。

彼はこの変化を見て、
「世界にあるすべてのものが、形を変えながら存在している」という
発想に至りました。

まるで、私たちが日々の生活の中で、
色々な役割を演じ分けるように、水の姿も変わるのです。

③万物を満たす存在
水は、雨として空から降り、大地を潤します。
海は世界を覆い、空気中にも水蒸気として存在します。

彼は、この「すべてを満たしている」という水の性質に、
世界の根源を見出しました。

④動く力を生み出す
水は、川の流れや波となって、自ら動く力を持っています。
この動きが、まるで世界を動かしているように見えたのかもしれません。

➄すべてのものの下にある
タレスは、大地が水の上に浮かんでいると考えました。
私たちが暮らす大地そのものが、水の力に支えられている。
そんな壮大なイメージを描いていたのです。

今を生きる私たちがタレスから学べること

タレスの哲学は、紀元前の考え方でありながら、
現代を生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれます。

彼の思考法を日々の生活に取り入れると、
世界の見方が少し変わるかもしれません。

ここでは、タレスから学べることを、
具体的なアクションプランとして3つご紹介します。

①目の前の「なぜ?」を大切にする
タレスは、「万物の根源は何か?」という壮大な問いを立てました。
私たちは、もっと身近な「なぜ?」に目を向けてみましょう。

例1
職場で「なぜ、いつもこのやり方なんだろう?」と感じたら、
ただ従うのではなく、その理由を考えてみましょう。
もしかしたら、もっと効率的な方法が見つかるかもしれません。

例2
SNSで流行しているものを見て、「なぜ、こんなに人気なんだろう?」と
考えを深めてみる。表面的な流行の裏側にある、人々の心理や社会の動きが
見えてくることがあります。

②一つの視点に囚われない
タレスは、哲学者でありながら、天文学やビジネスにも長けていました。
一つの専門分野だけでなく、多角的な視点を持っていたからこそ、
新しい発見ができたのです。

例1
新しいプロジェクトを任されたとき、自分の専門分野だけでなく、
他の部署の視点から考えてみましょう。

・営業の人はどう考えるか?
・技術の人はどうか?
そうすることで、より良いアイデアが生まれます。

例2
趣味を探すときも、一つのジャンルに絞らず、読書、スポーツ、料理など、
まったく異なる分野に触れてみましょう。思わぬところで、人生を豊かにする出会いがあるかもしれません。

③論理的な思考を身につける
タレスは、神話という感情的な説明ではなく、
論理的な思考で世界を解明しようとしました。

感情や直感も大切ですが、論理的に考える癖をつけることで、
より良い判断ができます。

例1
何か大きな買い物をするとき、「欲しい!」という感情だけでなく、
本当に必要か、予算はどうか、という論理的な側面から検討してみましょう。衝動買いを防ぎ、後悔しない選択につながります。

例2
誰かと意見が対立したとき、感情的に反論するのではなく、
相手の主張の「論理」を理解しようと努めましょう。

そうすることで、冷静な議論ができ、
建設的な解決策が見つかることがあります。

あなたの哲学の旅は、ここから始まる

いかがでしたか?
タレスの物語を通して、哲学が決して遠い世界の
難解な学問ではないことが、少しでも伝われば幸いです。

彼がオリーブ油で儲けたように、哲学的な思考は、
日々の生活をより賢く、より豊かにしてくれます。

あなたの人生という旅の最初の出発点として、
タレスの思考法をぜひ取り入れてみてください。

さあ、今日からあなたも「なぜ?」を考える哲学者です。
この記事を読んで、少しでもあなたの「知りたい」という
好奇心が湧き上がっていたら嬉しいです。

【ちょっと補足】
タレス本人が書いたものは残念ながら残っておらず、彼の経歴や言動は、
すべて後世の歴史家や哲学者たちが記した文献から知られています。

そのため、上でご紹介したエピソードの中には、彼の賢さを象徴する
「伝説」として語り継がれている側面もあります。
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