その会話、尋問になっていませんか?
こんにちは。セールスコピーライターの岩井直樹です。
あなたは今、こんな風に感じていませんか?
・友人や知人との会話なのに、なぜか尋問されている気分になる。
・相手からの質問の嵐に、息が詰まりそうになる。
・質問に答えるばかりで、自分からは何も話せない。
もし一つでも当てはまるなら、あなたは真面目で
相手の問いかけに誠実に答えようとする方です。
しかし、そんなあなたの優しさが
もしかしたら『職務質問』のような会話に繋がり
心を疲れさせているのかもしれません。
なぜ、会話は「質問攻め」になるのか?
本来、会話は心を通わせる楽しい時間のはずです。
しかし、なぜ一部の会話は、まるで「職務質問」のように
感じられてしまうのでしょうか?
主な3つの特徴をご紹介します。
特徴①「相手を知りたい」が先行しすぎる
質問する側は、悪気なく「相手のことをもっと知りたい」という
気持ちが強いのかもしれません。
しかし、相手のペースや心の準備を無視して、矢継ぎ早に質問を重ねると
尋問のように聞こえてしまうことがあります。
まるで、初めて訪れた国で、ガイドブックの質問リストを
ただ読み上げているようなものです。
本当は美しい景色や文化に触れたいのに
ただ情報を集めることに終始してしまいます。
特徴②自分の話をするのが苦手
質問する側が、実は自分の話をするのが苦手な場合もあります。
会話の主導権を相手に渡し、質問することで間を埋めようとします。
確かに「喋るターンを回してくれる」のは良いことですが
それが何回も連続になると、まるで一方通行の質問に答えるばかりで
かえって疲弊する原因になります。
特徴③「正解」を求めてしまう
質問する側が、相手に「こうあってほしい」という期待や
「正しい答え」を求めている場合があります。
そのため、相手の答えに対してさらに質問を重ね
自分の期待する答えを引き出そうとします。
これは、相手の自由な表現を阻害し
窮屈な印象を与えかねません。
『質問攻め』から抜け出す、新しい会話のヒント
では、どうすればこの「職務質問」のような会話から抜け出し
互いに心地よいコミュニケーションを築けるのでしょうか?
そのための3つのヒントをご紹介します。
ヒント①:質問の「後」に「感想」を添える
質問への答えを聞いたら、すぐに次の質問をするのではなく
まずはその答えに対するあなたの「感想」や「共感」を伝えてみましょう。
例えば、
・「〇〇なんですね!それは面白いですね!」
・「へぇ、そうなんですね。私も以前同じような経験があります」
といった一言です。
これにより、相手は「話を聞いてもらえている」と感じ
安心して心を開いてくれるでしょう。
ヒント②:意図的に「自分の情報」を開示する
質問に答えるだけでなく、会話の中に意識的に
あなたの個人的な情報や考えを織り交ぜてみましょう。
・「実は私も〜なんです」
・「それに関して、私はこう思います」
といった短いフレーズで構いません。
自己開示は、相手も自己開示しやすくなるための大切なパスです。
ヒント③:「沈黙」を恐れない
会話中に少しの間、沈黙が訪れても焦らないでください。
沈黙は、相手が考えをまとめたり
あなたが次の話題を考えたりするための「余白」です。
無理に質問で埋めようとせず
心地よい沈黙を共有できる関係を目指してみましょう。
時に沈黙そのものが、深い信頼関係の証となることもあります。
コミュニケーションは「尋問」ではなく「ダンス」
会話は、一方的に質問を投げかける「職務質問」ではありません。
それは、互いがステップを踏み、リードし合い
時には相手に身を任せる「ダンス」のようなものです。
本当の聞き上手は、相手が話したいことを予測し
それを話しやすくなる質問ができる人です。
質問攻めではなく、相手の心を開く質問が、心地よい会話を生み出します。
もし今、あなたが「質問攻め」の会話に疲弊しているなら
ぜひこの「新しい会話のヒント」を試してみてください。
この記事が、あなたの人間関係をより豊かに
そして心地よいものにするきっかけになれば幸いです。