『ドラゴンタトゥーの女』に続く、ミレニアムシリーズの第2弾『火と戯れる女』。
冒頭では、リスベットの新生活が語られる。
ここではリスベットが身長150cm、体重も40kgと小柄であることが明らかになる(笑)。
(やはり、モデルのようにスタイル抜群の女優たちが演じる映画版とは違いますね)
ずっと平板な胸がコンプレックスだったようで、今作では豊胸手術を受けて胸はふっくらと。
そして、目立ち過ぎたスズメバチのタトゥーは消す。
と、「何の話だよ?(笑)」という感じで第2作目は始まりますが、中盤から一気に物語が加速。
リスベット出生の秘密が明らかになり、それが因縁となって巨悪に巻き込まれていくこととなる。
事件のスケールは前作よりはるかに大きくなり、またアクションシーンなんかもあったりしてリスベットはさらにハイスペックに!
ラストにはほぼ超人のようになっている(笑)。
で、「あれ? こんな終わり方?」と思いきや、しっかり第3作『眠れる女と狂卓の騎士』で複線回収。
広がりすぎた物語を、きっちり決着していきます。
第1弾のような、重厚なミステリ感はなくなってしまうのだけれど、リスベットファンとしては、彼女の活躍や秘密をぞんぶんと楽しめる。
(ちょっとスペックがすごすぎて、非現実的過ぎるけども……そこはご愛敬)
「ミレニアム」三部作はいったんここで終了。
世界的なヒットとなった本作の成功をみることなく作者は世を去り、本シリーズは別作家に引き継がれていくことになるのでした。