毎回同じ直しをお願いしていませんか?
AIに文章や画面を直してもらうたびに、前にも言った同じダメ出しをまた打っていませんか?
毎回同じことを言い直すのは地味に疲れますよね。日をあけて同じ種類の作業を頼むと、前に直した所がまた同じ形で返ってくることがあります。
そのたびに「前にも言ったのに」と思いながら打ち直します。直す作業よりも言い直す作業に時間を取られる日もあります。
この記事では、そのダメ出しをClaudeに記録させて、同じことを二度言わなくて済むようにする頼み方を紹介します。コピーしてそのまま使える文面も載せています。
同じダメ出しが繰り返される原因
原因はダメ出しが言った場所にしか残っていないことです。
AIは一度直してくれても、次の依頼の時にその指摘を覚えているとは限りません。ダメ出しが会話の中に埋もれたままだと、次の依頼ではまた白紙から作り直されます。
つまり、直してもらった内容をどこかに残せば、次の依頼でそれを読ませられます。そうすれば言い直す回数を減らせます。
ダメ出しは自分の言葉のまま残させる
記録させる時のコツは、AIがきれいに言い換えた形にしないで、自分が言った言葉のまま残させることです。
きれいに言い換えられると、何に引っかかったのかが薄まります。「やや装飾が過多です」と丁寧に書き直されるより、「やかましい」と残っているほうが、次に読んだ時に何が嫌だったのかがすぐ分かります。
その言葉の下に、なぜそうなったのかと、どの決まりを直すのかを1行で足してもらいます。言葉と原因と直し方が1セットで残ると、次の依頼でAIがそれを読んで避けられます。
ダメ出しは自分の言葉と原因と直す決まりの3点で残します。
「やかましい」を例にした残し方
自動編集の見本を作った時に、AIが機能を全部見せようとして、文字の動きや効果音を詰め込んできたことがあります。見た瞬間に「あまりにもやかましい」と思いました。話す人の動画は静かな字幕が大半で、強調はここぞの数か所でいい、というのがそのときの結論でした。
以下は僕が実際にこの形で記録したわけではなく、その場面を使った提案例です。この頼み方で残してもらうなら、次のような形になります。
・ダメ出し: あまりにもやかましい
・なぜそうなったか: 見せたい機能を全部入れようとして、文字の動きと効果音を詰め込んだ
・直す決まり: 話す人の動画は静かな字幕を基本にして、強調はここぞの数か所だけにする
ダメ出しの言葉が一番上に残っているので、数日後に見返しても何が嫌だったのかがすぐ思い出せます。
ダメ出しを出したら、Claudeに次のように送ります。
> 今のダメ出しを、僕が言った言葉のまま記録してください。その下に、なぜそうなったかと、直す決まりを1行ずつ足してください。次に同じ作業を頼む時も、この記録を読んでから始めてください。
「僕が言った言葉のまま」と入れるのは、AIが丁寧な言い方に直して引っかかった所を薄めるのを避けるためです。「次に同じ作業を頼む時も」と入れるのは、記録を書いて終わりにせず、次の作業で使わせるためです。頼み方は1回分の文面にまとめておいて、ダメ出しのたびに貼ります。
記録は次の依頼の頭で読ませる
記録は書いて終わりにしないで、次の依頼の頭で読ませます。
動画の字幕でも文章の下書きでも、同じ種類の作業を頼む時に「前のダメ出しの記録を読んでから始めてください」と一言足します。AIが先に決まりを読んでから作るので、同じ場所で引っかかる回数を減らせます。
ここは頼み方だけで済む話ではありません。記録が増えてきたら、直す決まりを1行ずつ見直して、古くなったものや食い違うものを消す作業は自分でやります。
記録は次の依頼の頭で読ませて初めて役に立ちます。
自分で仕組みを整える時間がない時は頼めます
ここまでの頼み方は、手順を知っていれば自分で試せます。ただ、ダメ出しの記録の置き場所を決めて、毎回読ませる流れまで整えるのは、日々の仕事の合間だと後回しになりがちです。
そんな時はあなたの仕事に合わせた専用のAIエージェントを作る出品があります。作業の癖や直してほしい決まりを聞き取って、同じ指摘を繰り返さずに済む形に整えます。
専用AIエージェント(20,000円)
まずは今日、最近AIに出したダメ出しの中で一番「またこれか」と思ったものを1つ選んで、上の文面で記録させてみてください。同じダメ出しを打ち直す回数が減れば、その分の時間を自分のために使えます😌