近3年傾向Pickup
※3年ぶりに京都競馬場で施行されるため、阪神開催の近2年は割愛
・前走がG2以上のグレード&2200m以上の距離で5着以内馬(京都開催の近3年で複勝圏内に好走した9頭中8頭が該当、うち5頭は4人気以下の人気薄)
・長距離戦だけに末脚も重要、特に近2走以内にG2以上のグレード&2200m以上の距離で上がり順位5番手以内(京都開催の近3年で複勝圏内に好走した9頭中7頭が該当)
・父サンデー系の中でも、ステイゴールド系、ハーツクライ系、ディープインパクト系(京都開催の近3年で複勝圏内に好走した9頭中8頭が該当)
・京都開催の天皇賞春は、トニービンやブライアンズタイムなど、欧州の名血を持つ馬も走る(該当の好走馬に20年4人気3着ミッキースワロー、18年4人気3着クリンチャー、14~18年は5年連続でトニービンの影響が強いハーツクライ産駒が連対)
・年に一度の特殊条件だけに、リピーターの好走率も高い(フィエールマン、キタサンブラック、フェノーメノは春の天皇賞を連覇、シュヴァルグランは3年連続3着以内に好走)
総括
3年ぶりに京都競馬場で施行される春の天皇賞春。
京都開催の当レースは、純粋に近走好調馬が有利の傾向が顕著。
京都開催の近3年で3着以内に好走した9頭中8頭は、前走がG2以上のグレード&2200m以上の距離で5着以内に走っていた馬という共通項。
この傾向に該当せず、唯一好走した2018年2着のシュヴァルグランは、1年前に2着、2年前に3着と、当コースのスペシャリスト系。
当レースを連覇したフェノーメノ、キタサンブラック、フィエールマン、そして3年連続で好走したシュヴァルグラン等々、年に一度の特殊条件で、リピーターの好走率が高い傾向も当レースならではの方向性。
以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。
推奨馬
シルヴァーソニック…前走レッドシーターフH(沙・芝3000m・G3)1着からの臨戦。前述の通り、京都開催の近年は前走長距離戦出走の好調馬が圧倒的に有利。血統構成はオルフェーヴル(父ステイゴールド)×トニービン。父ステイゴールド系は京都開催の直近3年連続で3着以内に好走中。ピックアップの詳細通り、トニービンの血を持つ馬も往年の特注血統。尚、本馬の母エアトゥーレ、半兄キャプテントゥーレは何れも1600m重賞レースの勝ち馬。2018年の天皇賞春勝ち馬レインボーラインが1600mG1レースの好走実績を持っていたように、短距離指向のスピードを兼ね備えるキャラクターであることも直線平坦コースで相応の才能が活かされやすい京都開催の春天では有利。
ジャスティンパレス…前走の阪神大賞典(阪神芝3000m・G1)が上がり最速の末脚で1着。ピックアップの詳細通り、好調馬の中でも近走上がり上位馬の期待値が高い傾向。血統構成はディープインパクト×Royal Anthem(欧州型ノーザンダンサー系)。京都開催の2019、2020年はディープインパクト産駒のフィエールマンが連覇。2019年はディープインパクト産駒のワンツー決着。またフィエールマンも、本馬同様に母の父が欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。この血統構成馬の最大の強みは古馬になっての伸びしろや成長度の高さ。前走の阪神大賞典はその片鱗を垣間見せるもので、今年の出走予定馬の中では最も更なる上昇の余地に期待できる1頭。
マテンロウレオ…近4走連続、重賞レースで5着以内。前走はG1レースで4着と好調ローテ。ハーツクライ×ブライアンズタイムと、典型的な天皇賞春巧者の血統馬。トニービンの血が強調されたハーツクライ産駒は2014~2018年で実に5年連続で連対。2020年4人気3着ミッキースワローも母の父がトニービン系ジャングルポケット。母父ブライアンズタイム系も2018年4人気3着クリンチャー、2019年8人気3着パフォーマプロミスなど相性抜群。母サラトガヴィーナスは現役時代の勝ち鞍3勝が全て1200m以下の短距離戦。重厚な欧州の名血にプラスαで、スプリント指向の速い血を兼ね備える血統バランスも京都開催の春天向きと言えるキャラクター。
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