[重賞展望]大阪杯の傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・前走が芝重賞で上がり順位3番手以内or5着以内馬(過去5年で複勝圏内に好走した15頭全馬が該当)

・通常の馬場なら、芝1600m重賞に好走実績のある馬も期待値は高い(良馬場開催の近4年で4人気以下で馬券に絡んだ6頭中3頭が該当)

・道悪馬場なら、前走2200m以上の重賞出走馬、特に前走で上がり順位3番手以内の実績馬(重馬場開催の一昨年は該当馬が2着3着、当時の2着馬モズベッロは単勝68.8倍の大穴)

・通常の馬場なら、ヴァイスリージェント系、ストームバード系、ダンチヒ系、エーピーインディ系、フォーティナイナー系など、父か母父米国型の期待値が高い(該当馬は過去5年で全勝、4人気以下で馬券に絡んだ7頭中6頭が該当)

・父がディープインパクト系、キングカメハメハ系、ステイゴールド系、ハーツクライ系等々、主要血統馬も走る、中でも父ディープインパクト系か、母父ディープインパクト(父ディープ系or母父ディープの血統馬はG1格上げ後の2017年以降、6年連続で必ず1頭以上は馬券内に好走中)

・近年は牝馬も走る(牝馬は直近3年で2勝、3年連続連対中、2020年は牝馬のワンツー決着)

総括

2017年にグレード1競走に格上げ後、今年で7年目を迎えるG1大阪杯。

過去5年の大阪杯で複勝圏内に好走した15頭は、全馬が前走芝重賞で上がり順位3番手以内or5着以内の該当馬。

人気の有無を問わず、基本的には直線の伸びに優れた好調馬が走りやすいレース。

また、近年の大阪杯は、過去5年中3年で1分58秒台前半の決着時計を計測。

通常の馬場を前提に、高速決着になりやすい観点から、スピードを強化する米国血統を持つ馬に相性のいい傾向も当レースならではの方向性。

尚、父か母父米国型の血統馬は、過去5年の大阪杯で全勝。当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ7頭中6頭も該当する特注系。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

スターズオンアース…今回と同舞台となる前走の秋華賞(阪神芝2000m・G1)が上がり最速の末脚で3着。前述の通り、前走芝重賞で上がり順位3番手以内or5着以内馬の期待値が高いレース。血統構成はドゥラメンテ×Smart Strike。父は大阪杯にも多数の好走馬を輩出する主要血統のキングカメハメハ系種牡馬。母父は近年の当レースでポイントにもなるスピード強化型の米国型ミスプロ系種牡馬。ドゥラメンテ産駒で母父米国型という意味では昨年7人気3着アリーヴォを彷彿させるキャラクター。尚、本馬は1600mG1の桜花賞勝ち馬。ピックアップの詳細通り、マイルG1レースの勝ち馬、牝馬の期待値も水準以上のレース。牝馬は直近3年で2勝、3年連続連対中。2020年はマイルG1実績を持っていた牝馬によるワンツー決着というデータも。

ダノンザキッド…1600mG1レースで3度の3着以内好走歴を持つスピード指向の強いタイプ。2020年の当レースはマイルG1レースの好走実績馬が複勝圏内を独占。2018年6人気2着ペルシアンナイトもマイルG1レースの勝ち馬。父が主要のサンデーサイレンス系ジャスタウェイで、母父がスピード指向の強いダンチヒ系Dansili。前述したペルシアンナイトも、父と母父がダンチヒ系とサンデーサイレンスで構成される血統馬。2018年の勝ち馬スワーヴリチャードは、ジャスタウェイの父にあたるハーツクライの産駒で、母の父がスピード強化の米国型Unbridled's Song。過去の複数の好走馬とも類似性が高く、波乱演出に一考。

マリアエレーナ…近年の当レースで期待値の高い1600mの勝利実績馬、かつ牝馬。父クロフネは近年の当レースで特注系の米国型ヴァイスリージェント系種牡馬。昨年の当レースは母父ヴァイスリージェント系の血統馬が1着2着。一昨年の勝ち馬で昨年も2着のレイパパレは母の父がクロフネ、1600m戦に勝利実績を持っていた牝馬。2020年4人気2着クロノジェネシス、2017年7人気2着ステファノスも母の父がクロフネ。また、8着に敗れた前走の金鯱賞はスローの流れをインで控えたことで直線の勝負どころで動くに動けず、結果的に最後まで追うことすらままならなかった参考外レース。スムーズな競馬さえできれば大きく巻き返してくる可能性も。

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