[重賞展望]スプリングSの傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・通常の良馬場ならスピード指向で、近2走以内に1600m以下出走馬or3コーナー5番手以内の先行経験のある馬が断然有利(良馬場開催の直近4年で複勝圏内に好走した12頭全馬が該当)

・良馬場なら1600mの勝利実績馬も期待値は高い(良馬場開催の直近4年で複勝圏内に好走した12頭中7頭が該当)

・基本的には好調馬が有利、特に前走1勝クラス以上で5着以内(過去5年で複勝圏内に好走した15頭全馬が該当)

・良馬場なら、キンシャサノキセキ、ダイワメジャー、クロフネなどスピード指向の強い種牡馬の産駒や、父か母父米国型(良馬場開催の直近4年で6人気以下で複勝圏内に好走した5頭中4頭が該当)

・中山芝の中距離重賞に強い父ステイゴールド系、キングカメハメハ系も走る(良馬場開催の直近4年で複勝圏内に好走した12頭中7頭が該当)

・昨年のような重馬場の場合は、近走上がり上位馬、前走1800m以上出走馬、サドラーズウェルズ、ダンシングブレーヴ、ダンチヒ系などの重厚な父か母父欧州ノーザンダンサー系が走る(重馬場開催の昨年はこの条件を全て満たす馬が3着以内を独占)

総括

重馬場開催だった昨年を除く、直近4年のスプリングSで3着以内に好走した12頭は全馬が、近2走以内に「1600m以下出走」or「3コーナー5番手以内の先行経験」の何れかの条件を満たす馬。

いわゆるスピード指向が強く、近走の前向きな経験値がアドバンテージになりやすい3歳限定の重賞競走。

また、この傾向に伴い、血統的にもキンシャサノキセキ、ダイワメジャー、クロフネなどのスプリントG1実績のある馬や、短距離指向の強い種牡馬の産駒の激走が際立つ傾向も当レースならでは。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

ビーアストニッシド…2走前に1600m重賞のシンザン記念で4着。1600mの勝利実績も持つ馬。前述の通り、良馬場開催の直近4年で複勝圏内に好走した12頭中7頭は1600mの勝利実績があった馬。父アメリカンペイトリオットはダンチヒを経由するノーザンダンサー系の米国種牡馬。2019年10人気1着エメラルファイトも父が米国型ノーザンダンサー系クロフネの産駒で1600m戦の勝利実績を持っていた馬。戦歴的にも血統的にもスピード指向が強い当レース向きのキャラクター。但し昨年のようにスタミナ指向の強い道悪馬場の場合は大幅な減速要素も秘めるタイプ。

ソリタリオ…デビューからここまで5戦は全て1600m戦に出走。マイル戦で2勝、シンザン記念(G3)2着の実績も持つ馬。父モーリスは言わずと知れた世界最高峰のマイラー。母父キングカメハメハも近年の当レースの特注系。父か母父キングカメハメハ系は直近4年連続で必ず1頭は複勝圏内に好走中というデータも。昨年3着ボーデンも母父キングカメハメハ。2代母ライラプスも3歳2月のクイーンC(G3)勝ち馬で、牝系の成長曲線という意味でも買いのタイミングと言える1頭。

アルナシーム…本馬もマイル、スピード指向の強いモーリス産駒。2走前に朝日杯フューチュリティS(阪神芝1600m・G1)4着の実績も。2019年のスプリングSは近走朝日杯フューチュリティS出走のよるワンツー決着。1着馬は当日単勝10番人気の大穴。スピード指向の強いレースだけに、トップレベルのマイル戦を走った経験値もアドバンテージになりやすい傾向。陣営も公言しているように、折り合い面に一抹の不安を残すタイプで外枠は避けたいところ。

ディオ…デビューから一貫してマイル戦に出走。前走も阪神1600m戦で上がり最速の末脚を繰り出して1着。父リオンディーズは近年の当レースで特注系のキングカメハメハ系、かつマイルG1勝ちの実績を持つスピード指向の強い種牡馬。母方はStorm Cat、Caroなどのスピード血統が凝縮された米国牝系で、通常馬場であれば相応の才能が活きる当レースは絶好の舞台。また父リオンディーズも前走新馬戦1着から大幅な上昇を見せてG1レースを制したように、強豪相手の昇級初戦といった臨戦も期待値の高い血統馬。

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