こんにちは、ゆりママです。
家計とライフプランの相談をしている、保険・投資商品を売らない独立系FPです。
過去にお金の大きな失敗を経験したからこそ、「売らない立場で正直に話せるFP」にこだわっています。
これまでセミナーや勉強会を60回以上開催し、のべ800人以上の方の相談に乗ってきました。
この記事でいう「相談」は、私がFPとして行っている家計・ライフプラン相談のことです。
数字を出すだけなら、AIの力を借りられる時代です。
それでも人に相談する意味はどこにあるのか。
今日は、少し変わったきっかけから書くことになった「相談って実際何をしているの?」を、正直に整理していきます。
▼ 実はこんなきっかけで相談に来ています
「相談って実際何を聞かれるんだろう」
「顔も知らない人に相談するの、ちょっと勇気がいる」
「勉強会には出たけど、そのあとどうすればいいのかわからなかった」
こんな声、これまでにも何度か聞いてきました。
私自身、相談を「特別な人が受けるもの」にはしたくないと思っています。
でも正直に言うと、実際に依頼してくださる方が何をきっかけに、どんな気持ちで一歩を踏み出しているのか、私からきちんと言葉にしたことはあまりありませんでした。
そして今は、「数字を出すだけならAIに聞けばいいのでは?」と感じる方もいると思います。
では、なぜ人に相談するのでしょうか。実際の相談例を通してお伝えしていきます。
▼ ある方に言われて気づいたこと
先日、あるイベントに講師として登壇させていただきました。
私自身の家計の立て直しの話をさせてもらったのですが、そのあとのやりとりの中で、主催の方がふと、こんなことを言ってくれたんです。
「そういえば、ゆりママさんが実際どんな相談に乗っているのか、ちゃんと聞いたことなかったかも」
言われてみれば、自分からちゃんと言葉にしたことがなかったな、と。
なので今回は、このことをきっかけに記事にしてみることにしました。
▼ 実際どんな相談が多いの?
なお、以下のエピソードは実際の相談をもとに、個人が特定されないよう一部内容を変更しています。
「セミナーに出たときの雰囲気に安心して、そのまま個別相談をお願いしました」
そう言ってくださった方がいました。
フルタイムに戻りたい気持ちと、戻りたくない気持ち。
扶養に入りたい気持ちと、入りたくない気持ち。
そのどちらでもない「本当はどうしたいんだろう」を、一緒に言葉にしていった時間でした。
別の日には、
「支出管理表とライフプランシートができていないことがずっと引っかかっていた」
という方が、ふとしたきっかけで思い出してくださって。
「実際にお会いしたことがあるFPの私に相談したい」と連絡してくださったんです。
「一人でライフプラン表を完成させるのは、正直厳しいと感じていました」
そう話してくれた方は、何度もヒアリングシートを見返しながら、最後には「数字が見えて、将来の不安が少し軽くなりました」と言ってくれました。
こうした相談は、実際によくあります。
・黒字で、貯金もできているのに、なぜか不安が消えない
・働き方をこのまま続けるのか、変えるのか
・一人で作ったプランに、なんだか納得できていない
・予算を立てても、なぜか100%を超えてしまう
ぜんぶ、特別なことじゃないんです。
むしろ「私だけじゃなかった」と思ってもらえたら嬉しいです。
以前相談に乗らせていただいた方から、後日こんな報告をもらったんです。
「相談をきっかけに家計を見直して、暮らし方も少しずつ変えています。まだ完璧ではないけれど、できることから動き始められました」
正直、こういう報告をもらえる瞬間が、私はいちばん嬉しいんです。
数字が動いたことより、その人が自分で決めて、自分で動いたということが。
▼ 相談する側が思っているより、ハードルは低いんです
ここまで読んで、「思ったより普通のことだった」と感じてもらえたなら嬉しいです。
相談って、答えを全部知っている人のところに行くものだと思われがちなんですよね。
でも実際は逆で、答えが出ていないまま来てくださる方がほとんどです。
一人で考え続けるのではなく、一緒に整理する相手を見つけるだけでもいいんです。
「数字を出すだけなら、AIに聞けば十分なのでは」と思う方もいるかもしれません。
実際、支出管理表もライフプランシートも、今は自分で入力すれば数字自体は出せる時代です。
それでも相談に来てくださった方から、よく聞くのは「この数字で合っているのか、一人だと不安で」ということなんです。
数字を出すことと、その数字を自分の人生の中でどう納得するかは、別の作業なんですよね。
一度顔を合わせたことがある。文章を読んで人柄がなんとなくわかる。そのくらいの距離感で十分なんです。
▼ おわりに
改めて、この記事を書くきっかけをくださった方に、気づきをありがとうございました。
この記事が、「AIに聞けば数字は出せるけど、これでいいのか自分では決めきれない」……そんなモヤモヤを抱えている誰かの、その迷いを少し軽くするものになったら嬉しいです。
もし「相談って何を話すんだろう」と気になっていた方は、私の家計相談サービスも覗いてみてください☺️