競争の醍醐味

競争の醍醐味

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

今回のテーマは、

「競い合い」

です。

靴に入り込む石の痛みに耐えながら、第二エイド(休憩所)へ到着。

「ここまではみんな大変って言うんですけど、ここから楽になりますから」

スタッフさんが笑顔で話しかけてくる。

あれ?

さっきのエイドでも同じ話を聞いたような気がする。

もしかして選手を元気づけるために、全部の休憩所で気遣ってくれてるかもしれない。

スタッフさんのご厚意とカントリーマァム、どら焼きをポケットいっぱいに詰め込み、再び走り出す。

靴の中に入り込む石ころの痛みも、だんだん慣れてきた。

痛みと疲れをを忘れる一番の方法は、

目の前の事に集中すること。

前を走っている青いTシャツの選手を見つめる。

帽子をかぶった色白の男性。

かれこれ30分以上追いかけ続けているのに、一向にペースが落ちない。

むしろ、

加速している。

全長33キロのコースも半分に差し掛かったところ。

この場面でペースを上げる選手。

かなりの実力者かもしれない。

負けじとスピードを上げるも、なかなか差が縮まらない。

結局、彼の後ろ姿をずっと追いかけながら、第3エイドにたどり着く。

「お疲れ様ですー」

スタッフさんに迎えられ、再び休憩タイム。

僕が追いかけ続けた、青いTシャツの選手も一緒に休憩に入る。

「お兄さん、めっちゃ追いかけてくるから」

と青いTシャツの男性が一言。

「え?」「お兄さんがめちゃくちゃ追いかけてくるから、俺もめちゃくちゃスピード上げてるのに。ずっと追いかけてくるから」

彼はつぶやくように言葉を続けた後、再びコースに戻っていく。

あ、

そうか!

「あの人、どれだけ速いんだ!」

と思っていた僕。

でも相手は、

「あいつ、どれだけ追いかけてくるんだよ!」

という心理状態だった。

つまり、

お互いが意地を張り合って、いつも以上にスピードを出して走っていたらしい。

前を走る選手が、涼しい顔をしてスピードを出していると思っていた僕。

本当は、

自分が苦しい時は相手も苦しいんですよね。

ここが正念場だ!

そう思って、僕は再び彼の後を追いかけたのでした。

追伸 やっぱり大会に参加すると面白いですよね。

練習では前を走る人もいないし、相手が何を考えて走っているか。

そんなことも考えません。

大会に参加すると、ちゃんと練習して走ってる人がほとんど。

ちゃんと練習して試合にのぞんでいるのに、

自分の後をピタリと追いかけてくる人がいたら。

驚きますよね。

僕の場合もそうです。

練習以上のスピードで走っているのに、追いつけない人が現れると驚異に感じてしまいます。

それがフタを開けると、ただの意地の張り合いだった。

相手がいるから、いつも以上の力を発揮できる。

競争するから向上できる。

競争が嫌がられる世の中ではありますが、自分の好きなもの。好きなことをより高めるには、競争も必要かもしれませんね。



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