とある人物の短き恋物語 3話

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小説
前回は彼女から「彼氏が死んだ。連絡が取れない」
というメールが届きました。
今回はその結末を綴っていきます。

私は彼女に聞いた。だって信じられなかったから。
「本当にそうなの?着信拒否とかじゃないの?」
「どんな連絡をしても応答がないの。」

もしかして本当に遊ばれただけなのでは?

そんな疑問を抱きつつ、日数だけが過ぎていった。
そしてふと、目についたニュースを見て私は驚愕をした。

彼女の彼氏が殺された事件だったのだ。

高校生の兄が中学生の弟に刺されて亡くなったという内容だった。
きっと必死に逃げたのであろう。
マンションの玄関から廊下の壁真っすぐに血の跡があったのだ。

一体なにがあったのだろうか?
彼女にニュースを見たことを伝えた。

彼女はこう言った。
彼氏には弟と妹がいたこと。
兄弟に対して言動がとてもひどかったこと。

きっと弟の中の一本の糸が切れてしまったのだ。
積み重なったものがコップから溢れてこんな事件が起きたのだろう。

弟もきっとつらかっただろう。
苦しかっただろう。
兄は怖かっただろう。
死にたくないと願っただろう。

私は衝撃過ぎて理解をするのにとても時間がかかった。
彼女もとても悲しかっただろう。
連絡すれば、もしかしたら返事がくるかもしれないと願っただろう。

時間を置いて私と彼女は彼氏の通っていた高校に足を運んだ。
そこは私と彼女の母校でもあったからだ。

先生に話をし、彼氏がいた教室に入れてもらった。
彼の机には花をいれた花瓶が置いてあった。

そこで改めて私は感じた。
人の死というものを。

現在彼女とは疎遠になっている。
最後に聞いたのは、結婚した旦那の親からひどい言葉を受けている事だった。
今の彼女がどうしているのかは分からない。
でも幸せでいてほしいと勝手に思っている。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回新しい物を何か書いていこうと思っています。

またよろしくお願いいたします。





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