【うつ病・繊細さん】「解決したら前に進む」ではなく、「前に進みながら生きる」
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コラム
私は昔、人にしてしまった言動をいつまでも引きずってしまう時期がありました。
「あの言い方はまずかっただろうか」
「相手を傷つけてしまったのではないか」
「嫌われてしまったのではないか」
そんなことを何度も考えては、一人で悩んでいました。
そして私は、「この問題が解決したら次に進もう」と考えていたのです。
でも今振り返ると、その考え方がかえって自分を苦しめていたように思います。
❇️人の気持ちはコントロールできない
人間関係の悩みの難しいところは、自分だけでは答えを出せないことです。
たとえば相手が本当に怒っているのか、傷ついたのか、それとも気にしていないのか。
どれだけ考えても、本当のところは分かりません。
なぜなら、相手の心は相手のものだからです。
もちろん反省や謝罪は大切です。
しかし、その先の感情までこちらがコントロールすることはできません。
私はそのことに気づいてから、少し肩の力が抜けました。
❇️原因探しが苦しさを増やすこともある
悩み始めると、人は原因を探したくなります。
「なぜこうなったのか」
「どこが悪かったのか」
「根本原因は何なのか」
私もよく考えていました。
ですが、ある時気づいたのです。
たとえ原因が分かったとしても、状況そのものが変わるわけではないということに。
過去の出来事は消えませんし、相手の気持ちも分かりません。
もちろん振り返ることは大切です。
同じ失敗を繰り返さないためにも必要でしょう。
ただ、振り返りが終わった後も何時間も考え続けることは、必ずしも問題解決ではありません。
むしろ「考え続けること」そのものが苦しみになっている場合もあります。
❇️今できることに目を向ける
以前の私は、
「納得できたら動こう」
「問題が解決したら前に進もう」
そう考えていました。
でも人生には、明確な答えが出ない問題もたくさんあります。
人間関係もそうですし、自分自身の悩みもそうです。
答えを待ち続けていたら、いつまでも前へ進めません。
だから最近は、
「今の自分にできることは何だろう」
と考えるようになりました。
悩みがあっても仕事をする。
不安があってもご飯を食べる。
気になることがあっても散歩をする。
好きなことを楽しむ。
そんなふうに、答えが出ないままでも日常を続けていくのです。
❇️心を楽にしてくれた考え方
私は今でも過去を思い出して落ち込むことがあります。
「あの時こうしていれば」と考えてしまうこともあります。
でもそんな時は、
「そのことをあと何時間考えても何か変わるだろうか」
と自分に問いかけます。
多くの場合、答えは「変わらない」です。
変わらないことを考え続けるよりも、「今、自分ができること」を考えたほうが心は楽になります。
私たちはつい、過去を解決しようとしてしまいます。
けれど本当に大切なのは、過去を完璧に理解することではなく、今日をどう生きるかではないでしょうか。
不安があってもいい。
後悔があってもいい。
答えが出なくてもいい。
それでも目の前の一日を生きていく。
私はそのほうが、ずっと心が軽くなるように感じています。