外資系の応募フォームに「LinkedIn profile URL」という欄がある。URLを貼る前に、自分のプロフィールを英語話者の採用担当になったつもりで開いてみる。
見出しは「営業 at 株式会社〇〇」。職種名は日本語を直訳した英語。About 欄は空白か、日本語の自己PRをそのまま英訳した長文——。
LinkedIn のプロフィールは、レジュメより先に、しかも短時間で流し見されることが多いページです。結論から言うと、直す場所は「見出し」「職種名」「About」の3か所に絞れます。
1. 見出しが「職種 at 会社名」だけで、何ができる人か伝わらない
特に手を入れていないと、見出しは「現在の職種名+会社名」だけになっていることがよくあります。一覧画面で名前の下に表示されるのはこの1行なので、ここで「自分の専門」が伝わらないと、プロフィールを開いてもらう理由が弱くなります。
対処:「職種 | 専門領域 | 強み」の3要素で書く
- 例1:Account Manager | B2B SaaS | Japanese & English
- 例2:Hotel Revenue Analyst | Pricing & Forecasting | Bilingual (JP/EN)
- 例3:HR Generalist | Recruiting & Onboarding | Japan market
縦棒「|」で区切ると、短くても情報が整理されて見えます。英語力は「Bilingual (JP/EN)」や「Japanese & English」のように事実だけを書き、「Fluent」などの自己評価は、求人で必要とされる場合に限ると無難です。
2. 職種名が日本語の直訳で、検索で使われる言葉とずれている
「営業企画」「総合職」「事務」など、日本の職種名を直訳すると、英語圏の求人ではあまり使われない言葉になることがあります。リクルーターは、求人で使われている一般的な職種名でプロフィールを探すことが多いため、直訳のままだと検索の言葉と合いません。
対処:応募したい求人票を3件開き、一番多く使われている英語の職種名に合わせる
| 日本語の職種名 | 求人票でよく見る表記の例 |
| 法人営業(新規開拓) | Account Executive / Business Development |
| 法人営業(既存顧客) | Account Manager |
| カスタマーサポート | Customer Support Specialist |
| 人事(何でも担当) | HR Generalist |
※上の表はあくまで例です。業界や会社によって呼び方が違うので、必ず実際の求人票で確認してください。「総合職」は職種名にせず、実際に担当していた業務名で書きます。
3. About 欄が空か、自己PR作文になっている
About 欄を空のままにすると、見出しと職歴だけで判断されます。逆に、日本語の自己PRを英訳した長文だと、最後まで読まれにくくなります。
対処:3段落・各2〜3行で「今」「これまで」「これから」を書く
I help retail clients in Japan improve their online sales through data-driven campaign planning.
Over the past five years, I've managed campaigns for more than 20 brands, working with teams in Japan and overseas in both Japanese and English.
I'm currently open to marketing roles in Tokyo where I can work across the Japanese and global teams.
※数字(年数・社数)は必ずご自身の事実に置き換え、レジュメと同じ値にそろえてください。プロフィールとレジュメで数字が食い違うと、それだけで確認の手間を増やしてしまいます。
LinkedIn とレジュメは、同じ人の経歴を別の形で見せるものです。職種名や数字がそろっているかどうかは、自分ではなかなか気づきにくいポイントでもあります。
英文レジュメの職種名・実績の書き方を第三者の目で確認したい方は、英文レジュメ添削をご利用ください(モニター枠もあります)。プロフィールを見たリクルーターから声がかかったあとの英語面接に備えたい方には、外資系英語面接の模擬面接60分があります。