日曜日の夜になると、少し気が重くなる。
出勤すれば普通に話せるし、仕事もこなせる。
けれど、家に帰ると何もする気になれない。
「辞めたいほどではないんだけど……」
そんな言葉のあとに、うまく説明できない疲れが残ることはありませんか?
もしかすると、その疲れには、仕事の量だけでなく、職場で無意識に引き受けている「役割」が関係しているのかもしれません。
今回は、仕事運や職場の人間関係を考える入口として、あなたが毎日どんな役割を頑張っているのか、一緒に見つめてみましょう。
頼まれる前から「自分がやらなきゃ」と思っていませんか?
誰かが忙しそうだと、自分の仕事を後回しにして手伝う。
場の空気が悪くなると、話題を変えて和ませる。
少し無理なお願いにも、反射的に「大丈夫です」と答える。
どれも、周りへの気配りから生まれる行動です。
ただ、それが毎日の当たり前になると、気づかないうちに、
「断らない人」
「機嫌を取ってくれる人」
「最後には何とかしてくれる人」
という役割を、一人で背負ってしまうことがあります。
周りから頼られているのに、心は満たされない。
感謝されているはずなのに、なぜか苦しい。
そんなときは、役に立てているかどうかよりも、「自分に無理がないか」を確かめてみてください。
1.疲れた場面より「無理に合わせた場面」を思い出す
今日一日を振り返って、こんな場面はありませんでしたか?
・本当は難しいのに、笑顔で引き受けた
・違う意見があったのに、相手に合わせた
・休みたかったのに、周りを見て仕事を続けた
ここで見つけたいのは、反省点ではありません。
「自分の気持ちを、どこで後回しにしたのか」という手がかりです。
たとえば、同じ仕事を頼まれても、余裕がある日と、手いっぱいの日では負担が違います。
「頼まれるのが嫌」なのではなく、
「自分の都合を聞かれないまま引き受けること」がつらいのかもしれません。
疲れの理由が少し具体的になると、必要な対応も考えやすくなります。
2.「いい人をやめる」より、返事を少し変えてみる
無理をしていると気づいても、急に断れるようになる必要はありません。
まずは、いつもの返事に一言足すところから。
「できます」ではなく、
「明日までなら対応できます」
「大丈夫です」ではなく、
「今の仕事が終わってからでもよいですか?」
「私がやります」ではなく、
「どちらを先に進めるとよいでしょうか?」
相手への配慮と、自分の状況を伝えることは、両立できます。
あなたの余裕は、外からは見えないこともあります。
言葉にすることは、周りと仕事を調整するための大切な一歩です。
3.「必要とされる自分」以外に、大切にしたいものを持つ
人に頼られることが、仕事のやりがいになることもあります。
でも、期待に応えることばかりが続くと、自分がどんな働き方をしたかったのか、見えにくくなることも。
少し落ち着ける時間に、こんな問いを置いてみてください。
「誰かに褒められなくても、大切にしたいことは何だろう?」
丁寧に仕事を終えること。
新しいことを覚えること。
休憩をきちんと取ること。
帰宅後に、好きなことを楽しめる余力を残すこと。
どんな答えでもかまいません。
仕事の中で何を大切にするかは、周りの期待だけで決めなくてよいのです。
今週は、一つだけ「背負わないこと」を決めてみませんか?
職場の空気を、毎回あなたが整えなくてもいい。
誰かの不機嫌を、すべて自分のせいにしなくてもいい。
頼まれた瞬間に、返事を決めなくてもいい。
今週は一つだけ、自分にそんな許可を出してみてください。
仕事を辞めるか、続けるか。
その結論を出す前に、今の働き方の中で減らせる負担があるかもしれません。
もし「どこまでが気配りで、どこからが我慢なのか分からない」と感じたら、誰かと話しながら整理するのも一つの方法です。
タロット占いでも、カードの絵柄や言葉をきっかけに、
「職場で、どんな役割を背負っているのか」
「本当は、どんな距離感で働きたいのか」
「これから、自分のために何を大切にしたいのか」
を見つめる時間を持つことができます。
相手の気持ちや未来を決めつけるためではなく、自分の気持ちに目を向けるきっかけとして。
うまく言葉にできなくても大丈夫です。
「仕事は辞めたくない。でも、なんだか疲れる」
そんな今の気持ちから、お話しくださいね。