「仕事がつらい。でも、簡単には辞められない」
そんな思いを抱えながら、毎日頑張っていませんか?
職場のストレスは、仕事そのものだけが原因とは限りません。
実は、
「ここに居続けるしかない」
と思ってしまうことが、心を苦しくしている場合があります。
そんなときにおすすめしたいのが、業務経歴書を毎月少しずつ更新する習慣です。
転職するためではありません。
「いつでも辞められる」という選択肢を、自分の手元に置いておくためです。
これは、心の中に「非常口」を作るようなもの。
非常口があると知っているだけで、目の前の状況に追い詰められにくくなります。
1. 毎月、業務経歴書を更新する
月末に5〜10分だけ時間を作り、その月に担当した仕事を書き足してみましょう。
たとえば、
「○○の業務を担当した」
「△△の作業を改善した」
「□□ができるようになった」
この程度で十分です。
大切なのは、立派な実績を書くことではありません。
「自分はここで、これだけの経験を積んできた」
と確認することです。
普段は当たり前だと思っている仕事も、積み重ねれば立派な経験になります。
メリット: 自分の経験や成長を客観的に確認できる
デメリット:転職を意識しすぎると、今の仕事に集中しにくくなることもある
2. 「辞める」ではなく「選べる」と考える
「嫌なことがあったら、すぐ辞めよう」
という意味ではありません。
むしろ、
「辞めることもできる。でも、今はここで働く」
くらいの感覚がおすすめです。
たとえば、スマホに地図アプリが入っているからといって、毎日違う場所へ行く必要はありません。
「別の道もある」
と知っているからこそ、今いる場所を落ち着いて歩けます。
仕事も同じです。
「ここを辞めたら終わりだ」と思っていると、職場で起こる小さな出来事まで大きな問題に感じやすくなります。
一方で、
「もし必要になれば、別の道も探せる」
と思えていれば、目の前の出来事と少し距離を置けます。
メリット:「ここにしがみつくしかない」という感覚が減り、心に余裕が生まれる
デメリット: 一時的な怒りだけで「もう辞めよう」と判断しないことが大切
3. 業務経歴書を「お守り」として持つ
業務経歴書は、転職活動を始めるときだけ必要なものではありません。
「自分には別の選択肢もある」と確認するためのお守りとして持っておくこともできます。
たとえば、職場で嫌なことがあったとします。
上司から厳しいことを言われた。
仕事を押しつけられた。
自分ばかり頑張っているように感じた。
そんなとき、
「ここで耐え続けるしかない」
と思うと、心はどんどん追い詰められていきます。
でも、
「もし本当に合わなくなったら、そのときは別の道を探せばいい」
と思えれば、今日すぐに結論を出す必要はありません。
逃げ道があるからこそ、今の場所にとどまることも自分の意思で選べる。
これが、「いつでも辞められる安心感」の大きなポイントです。
メリット:「ここしかない」という閉塞感が和らぐ
デメリット: 転職そのものが目的になると、かえって不安が増えることがある
まとめ:逃げ道があるから、今を選べる
仕事のストレスを減らすために、必ずしも今すぐ職場を変える必要はありません。
まずは、
「いつでも別の道を選べる」
という安心感を作ってみましょう。
そのために、今月の仕事を業務経歴書に一つだけ書き足してみてください。
「辞めるため」ではありません。
辞めることも、続けることも、自分で選べるようにするためです。
心の中に「非常口」が一つあるだけで、目の前の景色は少し違って見えるかもしれません。
今の職場に残るのも、いつか別の場所へ進むのも、あなたが選んでいい。
今日も頑張っているあなたが、少しでも肩の力を抜いて働けますように。