「ブルーインパルス」の航空ショーにさえ反対する沖縄
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この11日に沖縄県宮古島市で航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による展示飛行が行われました。
多くの市民や観光客らが華やかな航空ショーを楽しんだとのことです。
ところで、今回の飛行は、宮古島市に空自の分屯基地が開設されて50年となる節目を記念して行われたもので、当初は那覇市から宮古島市まで往復する計画でしたが曲芸飛行の時間が少ないため地元経済団体などが下地島空港の利用を求めていました。
しかし、沖縄県が一時、「軍事利用につながる」として3000メートル滑走路のある同市の下地島空港の使用に難色を示したため、同ショーの実現が危ぶまれるとの事態に陥りました。
玉城デニー知事も「ブルーインパルスも自衛隊の傘下部隊。運用状況で軍事利用となり、屋良覚書*の趣旨から認められない」との見解を示していました。
*屋良覚書:昭和46年に下地島空港の建設にあたり当時の琉球政府と日本政府が交わした取り決めで、基本的に空港の使用方法は管理者である琉球政府が決めると定めている。
そして、玉城氏を支える県内の革新勢力の一部は、宮古空港の利用にも激しく反対しており、同空港のフェンス外側などで約100人が抗議集会を開き、駐機中のブルーインパルスに向かって「島を戦場にするな」などとシュプレヒコールを上げています。
自衛隊活動に対する沖縄県の非協力的な姿勢が再び浮き彫りになったわけですね。
しかし、沖縄の人たちはなぜこうも自衛隊を敵視するのでしょう。
沖縄を含む南西諸島周辺の安全保障環境は急速に悪化している現在、半世紀も前の覚書を持ち出すなんて、現実から目を背けているとしかいいようがありません。
政府は有事の際の国民保護のために、宮古島など先島諸島にある空港や港湾施設を自衛隊が柔軟に利用できるようにしたいと考えていますが、ブルーインパルスの曲芸飛行にさえ難色を示した県の対応は、今後、南西諸島の防衛力整備の大きなブレーキになりそうです。
そういえば、先月、沖縄県島尻郡八重瀬町の陸上自衛隊南与座分屯地の周辺で訓練の様子を撮影していた琉球新報のカメラマンが、自衛隊員2人に撮影を制止され、撮影データの削除を求められるといったやり取りが報道されました。
抗議された琉球新報では編集局長が「撮影は県民に演習の様子を知らせるための正当な取材。県民の知る権利に応えるための報道への介入と受け止められるような行為はあってはならない。自衛隊は再発を防止していただきたい」と求めたそうです。
しかし、正当な取材であれば正式に申し込めばいいだけでしょう。
軍事施設や軍事訓練を勝手に撮影するなど、ジャーナリストでも許されることではありません。
参考までに言えば、多くの国で軍隊や軍人の写真撮影は禁止されています。
私はフランスに住んでいましたが、機動隊を撮影しようとした人(ジャーナリストではなかったようですが)がカメラを払い落とされたのを目の前で見たことがあります。
逮捕されても不思議はない行為です。
また、沖縄では、今回の日米合同軍事演習において、平然と公道や民間空港、湾を利用し、住民の不安を煽っているといった報道もありました。
しかし、本当に軍事演習で軍隊が行進するのをみて怖いと思う人が沢山いるのでしょうか。
今の世界情勢を見てそんなことを言えるのは平和ボケそのものですね。
話を戻すと、沖縄の人たちは今後、災害時には、さらに言えば、有事の際にはどうするつもりなんでしょう。
救助にきてもらっても、軍隊の世話にならないと断るのでしょうか。
本当にそこまで突っ張れば逆に大したものですが。
沖縄の反自衛隊感情は、本当は一部の人たち(たとえばプロ市民とか)だと思いたいですが、なにしろ知事があの国に取り込まれているとしか思えないあれで、その知事を選んだのは県民たちですからねえ。
では