「一斉配信を出したいけれど、もう申し込んでくれた人にまで同じ案内が届くのが気になる」
「配信のたびに送る相手の条件を選び直していて、送信の直前になると手が止まる」
UTAGE(ウタゲ)は、メール配信・LINE配信・ページ作成・決済・会員サイトをまとめて扱えるツールです。
私はUTAGE構築サポートを50社以上でお手伝いしてきましたが、一斉配信で止まる理由は文章そのものより「誰に送るか」の設定であることがほとんどでした。
ここでは、UTAGE公式のMCP(AIに外部のツールを触らせるための共通の接続口)でAIをUTAGEにつなぎ、一斉配信を作って本番予約に進むまでの手順を書きます。
■ 一斉配信でAIに任せられる範囲
UTAGEには、メール一斉送信とLINE一斉送信があります。
AIをUTAGE公式のMCPにつないでおくと、チャットの指示だけで次の作業が進みます。
・配信の新規作成(件名と本文の作成、UTAGEへの登録)
・配信条件の設定(送る相手の絞り込みと除外)
・ラベルの新設と付与
・自分宛のテスト送信
・本番の予約
私の実運用では、無料診断の案内としてLINE4通とメール3通、X記事の再配信としてLINE2通を、この流れで作って送りました。
■ 手順1|送る相手の条件を先に言葉にする
先に本文を書かせたくなりますが、順番は逆のほうが手戻りが減ります。
送る相手が決まっていないと、本文の呼びかけ方も決まらないからです。
UTAGEの配信条件では、ラベル、シナリオ、登録経路、開封やクリックの履歴、イベントの参加状況などを条件にでき、それぞれに除外の指定を付けられます。
この項目名をそのままAIに伝えると、指示が通りやすくなります。
● 申込済みの人を外す
すでに申し込んだ人に同じ募集を送らない、という条件です。
私の場合は、個別相談・審査・ウェビナーに申し込んだ人を除外する条件を、登録直後の6通にまとめて付けました。
既存のお客さま向けには、除外用のラベルを1つ作って付与し、一斉配信の条件で外す形にしています。
AIには「このラベルが付いている人を除外する条件を、この配信に付けてください」と伝えます。
● 前回開かなかった人・クリックしなかった人だけに送る
同じ案内をもう一度出すときに使う条件です。
UTAGEの配信条件には「次のメールを開封している」「次のLINEを開封している」「次の期間クリックしている」といった項目があり、除外を組み合わせると「開かなかった人だけ」「クリックしなかった人だけ」に絞れます。
私も、前回の配信をクリックしなかった人だけに2通目を送る、という設定をAIに作らせました。
■ 手順2|下書きで作らせて中身を見る
AIに作らせた配信は、まず下書きの状態で止めます。
件名、本文、配信条件、配信アカウントの4点を画面で見て、意図したとおりかを確認します。
条件は「入れたつもり」が一番危ないので、除外が付いているかどうかを重点的に見ます。
■ 手順3|自分宛にテスト送信する
下書きの確認が済んだら、自分のメールアドレスやLINEにテスト送信します。
差し込みの名前が入るか、リンクの飛び先が合っているか、改行が崩れていないかは、届いたものを見ないと分かりません。
■ 手順4|本番を予約する
テストで問題がなければ、日時を指定して予約します。
ここまでを1本の指示でまとめて頼まず、下書き、テスト、予約の3回に分けて頼むのが安全です。
「作って」が「作って送る」と伝わると、送信は取り消せません。
■ AIに渡す指示の型
一斉配信を頼むときは、次の5点を1つの指示にまとめて渡すと、やり取りの往復が減ります。
・どの配信アカウントから送るか
・送る相手の条件(絞り込みと除外を分けて書く)
・件名と、本文で伝えたい中身
・送信予定の日時
・「下書きで止めて、内容と条件を一覧で見せてください」の一文
最後の一文があるかどうかで、下書きのまま止まるか、そのまま先へ進むかが変わります。
私は、この一文を指示の末尾に固定で入れています。
■ 頼むときに気をつけていること
返事が遅いからと同じ指示を繰り返すと、配信が二重に作られることがあります。
反応がないときは、追加で作らせる前に「今の操作が反映されているか先に確認してください」と頼みます。
複数のUTAGEアカウントを使い分けている場合は、作業前に「今つながっているのはどのアカウントですか」と聞くところから始めます。
■ まとめ
・一斉配信は、作成・配信条件・ラベル・テスト送信・本番予約までをAIに指示できる
・先に決めるのは本文ではなく「送る相手」
・申込済みの人を外すときは、除外用のラベルかイベントの参加状況を条件にする
・追いかけの配信は、開封やクリックの履歴に除外を組み合わせて絞る
・配信は下書き、自分宛のテスト送信、本番予約の3段階に分けて頼む
・送信は取り消せないので、1本の指示で最後まで進めさせない
・反応がないときは作り直させず、反映されたかを先に確認させる
ここまで読んで「自分のUTAGEでも、話すだけで組める状態にしたい」と感じた方へ。
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