「UTAGEをAIにつなぎたいが、管理画面に出てくるキーがどれのことなのか分からない」
「APIキーを発行したのに、AI側の接続画面で使う場所が見つからない」
UTAGE(ウタゲ)は、メール配信・LINE配信・ページ作成・決済・会員サイトをまとめて扱えるツールです。
私はUTAGE構築サポートを50社以上でお手伝いしてきましたが、AI接続でつまずく最初の一歩は、たいていこのキーの取り違えです。
ここでは2種類のキーの違いと、Claude Codeにつなぐまでの流れを整理します。
■ UTAGEには2種類のキーがある
UTAGEの公式マニュアルでは、キーが2種類に分けて案内されています。
ひとつが「画面発行キー」、もうひとつが「MCP接続キー」です。
名前が似ていますが、用途も、発行する人の作業も違います。
■ 画面発行キー(APIキー)
こちらはアプリやWebサービスとの外部連携に使うキーです。
管理画面から自分で発行します。
手順は、アカウントメニューの「API設定」を開き、「追加」を押し、管理名称を入力し、API利用ポリシーに同意して保存する、という流れです。
管理名称は自分が後から見て分かる名前を付けておきます。
このキーは、連携したいサービス側の設定欄に貼って使います。
■ MCP接続キー
こちらはClaude DesktopなどのAIツールとつなぐためのキーです。
こちらは自分で先に発行するのではなく、AI側のクライアントから接続したときに自動で発行されます。
そのため「先にキーを作ってからAIに貼る」という順番にはなりません。
発行されたMCP接続キーは、あとからUTAGEの管理画面で確認・管理できます。
■ 違いを一言でいうと
・画面発行キー:外部サービス連携用。管理画面から手動で発行して、相手側に貼る
・MCP接続キー:AIツール連携用。AI側から接続したときに自動で発行され、管理画面で確認する
AIにUTAGEを触らせたいときに関係するのは、後者のMCP接続キーです。
■ Claude Codeにつなぐ流れ
Claude Codeはターミナルという文字で命令する画面で動きます。
接続はコマンドで登録し、そのあと認証する2段階です。
1. `claude mcp add --transport http <わかりやすい名前> <接続先URL>` を実行して、接続先を登録します
2. `/mcp` を実行すると、認証が必要である旨が表示されます
3. 案内にしたがってブラウザが開き、UTAGEのログイン画面が出ます
4. ログインして連携を許可すると、接続が完了します
接続先URLは、UTAGE公式のAPIドキュメント「セットアップ」に記載されているものを使います。
認証はOAuth 2.1という方式なので、キーを手で打ち込む場面はありません。
■ 複数アカウントを使い分けるとき
UTAGEのアカウントを複数持っている場合は、接続先の末尾に識別子を付けて区別します。
識別子に使えるのは半角小文字の英数字とハイフンです。
私は自社用とクライアント用で分けて登録し、作業を始める前に「今つながっているのはどのアカウントか」をAIに確認させています。
別のアカウントに書き込んでしまう事故は、この一手間で防げます。
■ つないだ直後にやっておくこと
接続できたら、いきなり作る指示は出さずに、読み取りだけの指示から始めます。
私は「ファネルの一覧を出して」「読者の人数を教えて」といった、何も書き換えない依頼を最初に投げています。
一覧が正しく返ってくれば、自分のアカウントに正しくつながっていることが確認できます。
このひと手間で、別のアカウントを触っていたという事故を入口で防げます。
■ 公式が案内している注意点
Claude Desktopのようにアプリ側で追加する場合は、設定ファイルを直接いじるのではなく、設定画面から追加するよう案内されています。
もうひとつ、APIキーが外部に流出すると不正利用のリスクがあるため、厳重に管理するようにと明記されています。
画面のスクリーンショットを共有するときや、設定ファイルを人に見せるときは、キーの部分が写り込んでいないかを確認してください。
■ まとめ
・UTAGEのキーは「画面発行キー」と「MCP接続キー」の2種類
・画面発行キーは外部サービス連携用で、管理画面のAPI設定から手動で発行する
・手順はAPI設定→追加→管理名称→API利用ポリシーに同意→保存
・MCP接続キーはAIツール連携用で、クライアントから接続したときに自動発行される
・Claude Codeでは `claude mcp add --transport http` で登録し、`/mcp` から認証する
・認証はOAuth 2.1で、ブラウザでUTAGEにログインして連携を許可すれば完了する
・複数アカウントは接続先の末尾に識別子(半角小文字英数字とハイフン)を付けて区別する
・公式は「設定ファイルではなく設定画面から追加する」「キーは厳重に管理する」と案内している
ここまで読んで「自分のUTAGEでも、話すだけで組める状態にしたい」と感じた方へ。
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