「代行に頼むか、自分でやるか」
UTAGE(ウタゲ)の構築は、難しい作業が並んでいるわけではありません。
ただ、工程の数が多く、順番を間違えるとやり直しになるという性質があります。
ここでは、UTAGE公式マニュアルの初期設定手順に沿って、工程の見取り図をまとめました。
私はUTAGE構築サポートを50社以上でお手伝いしていますが、時間を取られる場所はだいたい決まっています。
■ 工程1:ログインする
アカウント開設時に届くメールに、ログインURL・メールアドレス・パスワードが書かれています。
■ 工程2:決済の審査を申し込む(有料商品を売る場合)
最初にやるべきなのがこれです。
公式マニュアルでも、初期設定のSTEP2に置かれています。
UTAGE公式が推奨しているUnivaPay(ユニヴァペイ)は事前審査があり、申し込みから審査完了まで約3〜4週間かかります。
後回しにすると、ほかが全部終わっても販売を開始できません。
■ 工程3:独自ドメインのメールアドレスを用意する(メール配信を使う場合)
UTAGEからメールを送るなら、独自ドメインのメールアドレスが要ります。
フリーメールは送信元に使えません。
必要なのは次の3つです。
・独自ドメインの契約
・DNSレコードの追加操作ができるレンタルサーバーの契約
・その2つの組み合わせが利用可能であること
組み合わせによっては利用できないケースがあると公式に案内されているので、契約前に確認してください。
ここは、契約・支払い・設定が別々の会社にまたがるため、初めての方がいちばん止まる場所です。
■ 工程4:DKIM/DMARC認証を設定する
管理画面の「DKIM・DMARC認証設定」でドメインを追加し、表示された内容をレンタルサーバー側のDNSレコードに登録します。
公式マニュアルには、この設定をせずに配信すると迷惑メール扱いになる可能性が非常に高くなると書かれています。
作業自体は画面を行き来するだけですが、DNSの反映を待つ時間が発生します。
■ 工程5:LINE公式アカウントを作成して連携する(LINE配信を使う場合)
LINE公式アカウントを作り、UTAGEの「LINE公式アカウント連携」画面から連携します。
すでに他のLINE配信ツールと連携しているアカウントを使う場合は、先に注意点の確認が要ります(別記事にまとめています)。
■ 工程6:事業者設定を行う(有料商品を売る場合)
ファネル内の「事業者設定」で、法人名・住所・税に関する情報を入力します。
■ 工程7:決済連携を設定する(有料商品を売る場合)
ファネルの「決済連携設定」から、決済方法を連携します。
UnivaPay、Stripe、銀行振込などが選べます。
■ 工程8:配信を組み立てて、テストする
ここまでが「土台」で、ここからが「中身」です。
・シナリオを作る
・ステップ配信を登録する
・リッチメニューを設置する
・自分のスマホで友だち追加して、実際に届くか確認する
作業量は、作る通数と商品数にそのまま比例します。
■ 時間の話:作業より「待ち」が長い
工程を眺めると分かりますが、自分が手を動かす時間より、待つ時間のほうが長いのがUTAGE構築の特徴です。
・決済の審査:約3〜4週間(公式の案内)
・DNSの反映待ち:設定のたびに発生
私が代行する場合に納期を2〜3週間で案内しているのも、この待ち時間と、確認のやり取りが入るからです。
※ここは自社の実務での目安です。使う機能の数、コンテンツの準備状況によって変わります。
■ 自分でやる/頼むの分かれ目
・有料販売をせず、LINE配信だけで始める → 工程が減るので、自分でやりやすい
・メール配信・決済・会員サイトまで使う → 会社をまたぐ契約と待ち時間が増える
工程の数ではなく、またぐ会社の数で難易度が上がると考えると、判断しやすくなります。
■ まとめ
・工程は「ログイン→決済審査→ドメインとメール→DKIM/DMARC→LINE連携→事業者設定→決済連携→配信づくり」
・決済審査は約3〜4週間かかるので、いちばん先に出す
・ドメインとレンタルサーバーは会社をまたぐので、ここで止まりやすい
・作業時間より待ち時間のほうが長い
・使う機能が少ないほど、自分でやりやすくなる
ここまで読んで「自分でやるのは不安だな」と感じた方へ。
初期設定だけでなく、UTAGEの構築をLINE連携まで2週間でまるごと代行するサービスをやっています。設定でつまずく時間をなくして、売上の自動化を早く形にしたい方はこちらをどうぞ。
▼詳しくはこちら