「UTAGEの構築代行」と書かれていても、中身は出品者ごとにまったく違います。
初期設定だけを指すこともあれば、LINE連携から配信の設定、決済、会員サイトまで含むこともあります。
私はUTAGE構築サポートを50社以上でお手伝いしてきましたが、あとで揉めるケースは、だいたい「どこまでやるか」の認識がずれています。
そこで、発注する側が確認すべき項目を7つに整理しました。
■ 1. 初期設定はどこまでか
UTAGEの初期設定には、いくつも枝があります。
・LINE公式アカウントの開設
・UTAGEとLINE公式アカウントの連携(何アカウントまでか)
・独自ドメインのメールアドレス発行
・DKIM/DMARC認証の設定
とくにDKIM/DMARC認証は、設定せずにメールを配信すると迷惑メールフォルダに振り分けられる恐れがあると公式に案内されている項目です。
ここが範囲に入っているかどうかは、先に聞いてください。
■ 2. 「箱」を作るのか、「中身」も作るのか
シナリオを何本、ステップ配信を何通ぶん設定するのかと、その文面を誰が書くのかは、まったく別の作業です。
「LINEシナリオ10通」と書かれていても、それが「10通ぶんの箱を作って動く状態にする」なのか「10通ぶんの文章を書く」なのかで、労力は何倍も変わります。
■ 3. 決済・イベント予約・会員サイトが入るか
確認するのは次の3点です。
・決済連携の設定と、登録する商品の数
・個別相談やセミナーの自動予約システム(Googleカレンダーやオンライン会議ツールとの連携、リマインダーの通数)
・会員サイト(登録する動画の本数、会員アカウントの発行フォーム)
「任意」となっている場合は、追加費用になるのかどうかもあわせて確認してください。
■ 4. デザイン制作が含まれるか
リッチメニューを例にすると、画像を作ることとその画像をUTAGEに設置して動くように設定することは別作業です。
構築代行の多くは後者です。
■ 5. 納期
「いつまでに動く状態になるか」を、契約前に文字で確認してください。
何をいつまでに渡すのかも、あわせて決めておくと安全です。
■ 6. UTAGEの利用料は別ということ
代行費とは別に、UTAGE本体の月額利用料が毎月かかります。
代行を頼んでもここは変わりません。
■ 7. 契約の前提条件があるか
出品者によっては、「自社の紹介リンク経由でUTAGEを契約すること」を前提にした価格設定になっていることがあります。
すでにUTAGEを契約済みの場合は申し込めない、というケースもあります。
自分がどちらの状態かで選べるプランが変わるので、申し込む前に確認してください。
■ 参考:私のサービスの範囲
比較の材料として、私が受けている構築代行の範囲も書いておきます。
・LINE公式アカウントの開設と、UTAGEとの連携(2アカウントまで)
・LINEシナリオ10通ぶん(メインシナリオ+一斉配信用の2本)の設定
・ラベル設定(URLアクセス)
・メールアカウントの発行サポート、DKIM/DMARC認証設定の代行
・リッチメニューの設置
・決済連携のサポートと、最大3商品の登録(決済後シナリオを含む)
・個別相談の自動予約システム(カレンダー・オンライン会議ツール連携、リマインダー全6通)
・会員サイト(動画コンテンツ10本まで、会員アカウント発行フォーム)
含まないものも書いておきます。
・マーケティング戦略の立案、ステップ配信の文面作成
・リッチメニューのデザイン制作
・動画・文章などのコンテンツの用意(発注側でご用意いただきます)
・UTAGEの月額利用料(別途かかります)
このように含むもの/含まないものが両方書かれているかを、判断材料にしてください。
■ まとめ
発注前に確認する7項目です。
・初期設定の範囲(LINE公式アカウント開設・連携数・DKIM/DMARC認証)
・設定だけか、文面まで書くのか
・決済・イベント予約・会員サイトが入るか(数量の上限も)
・デザイン制作が含まれるか
・納期と、発注側が渡すもの
・UTAGEの月額利用料は別であること
・契約の前提条件(紹介リンク経由が条件か、契約済みでも申し込めるか)
「安いかどうか」ではなく、「範囲が書いてあるかどうか」で選ぶと外しません。
ここまで読んで「自分でやるのは不安だな」と感じた方へ。
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