UTAGEのBAN対策「LINE公式アカウントを2つ連携する」とは|先に用意しておく理由

UTAGEのBAN対策「LINE公式アカウントを2つ連携する」とは|先に用意しておく理由

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ビジネス・マーケティング
「LINE公式アカウントが止まったら、集めた友だちはどうなるんですか?」

UTAGE(ウタゲ)の初期設定サポートをしていると、この質問をよく受けます。

結論から言うと、LINE公式アカウントが利用停止(BAN)になると、そのアカウントの友だちにはUTAGE経由でメッセージを送れなくなります。

そして復旧の作業は、思っているよりずっと大変です。

だから、初期設定の段階で2つ目のLINE公式アカウントを用意しておく、という対策があります。

■ BANされると、何が起きるのか

UTAGEには、連携中のLINE公式アカウントが凍結された可能性を検知する機能があります。

検知されると、管理画面に「LINE公式アカウントのBAN(凍結)可能性があります」というアラートが表示されます。

このとき、多くの方がやりたくなるのが「新しいLINE公式アカウントを作って、連携情報を上書きする」という対処です。

しかしUTAGE公式は、これを行わないでくださいと明記しています。

上書きしてしまうと、もともと追加されていた友だちが新規の友だちとして認識されたり、既存と新規が混ざったりして、LINE配信が正常に動かなくなるためです。

正しい復旧手順は、メール・LINE配信アカウントごと「コピー」して、新しいLINE公式アカウントの情報でつなぎ直す方法になります。

しかもコピーで引き継げるのはシナリオ構成・ステップ配信・リマインダ配信・アクション設定までで、読者データ(名前・メールアドレス・LINE情報)は引き継げません。

CSVでの手動インポートと、新しいアカウントへの登録案内が別途必要になります。

■ 「2つ連携」とは、アカウントBAN時切替設定のこと

この復旧作業を、あらかじめ準備しておくのが「LINE公式アカウントを2つ連携する」という対策です。

UTAGEには「アカウントBAN時切替設定」というβ版機能があります。

BANを検知したとき、LINE登録ページから新しく登録された友だちの登録先を、自動で別の配信アカウントの同じ名前のシナリオへ切り替える機能です。

準備は2つです。

1. 切り替え先に使う2つ目のLINE公式アカウントを作成する
2. 現在のメール・LINE配信アカウントをコピーして、切り替え先アカウントを作る(シナリオ名がそのままコピーされます)

コピー時に設定する「コピー先LINEアカウントの設定」には、新しく作ったLINE公式アカウントの情報を使ってください。

コピー元のMessaging APIやLINEログインチャネルを流用してはいけません。

設定場所は、【メール・LINE配信】から対象アカウントを開き、左メニュー【LINEアカウント】の【アカウントBAN時切替設定】です。

■ 知っておきたい制限

万能ではないので、条件も押さえておいてください。

・切替の対象は新規のLINE登録分だけです。すでにUTAGEに登録されている既存読者は切替の対象外です
・切り替え先に指定できるのは、経路分析設定が「LINEログイン認証」になっているアカウントだけです。「簡易認証」「画像認証」のアカウントは指定できません
・切り替え先に同じ名前のシナリオがないと、「友だち追加後に登録されるシナリオ」に登録されます。それも未設定なら、どのシナリオにも登録されません
・BAN元で付けていたラベルを引き継ぐ設定もありますが、引き継ぎを使う場合は両方のLINE連携のプロバイダーが同一である必要があります

つまりこの機能は「集めた友だちを守るもの」ではなく、「止まった瞬間から先の取りこぼしを減らすもの」です。

そのうえで、日頃の運用がLINEヤフー社のガイドラインに沿っているかを確認しておくことが、いちばんの対策になります。

■ まとめ

・BANされると、そのアカウントの友だちにはUTAGE経由で配信できなくなる
・連携情報の上書きは禁止。復旧は配信アカウントのコピーで行う
・読者データはコピーで引き継げない
・事前に2つ目のLINE公式アカウントと、コピーした配信アカウントを用意しておく
・切替の対象は新規登録分のみ

ここまで読んで「自分でやるのは不安だな」と感じた方へ。

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