UTAGEのDKIM/DMARC設定を放置すると起きること|メールが届かなくなる理由

UTAGEのDKIM/DMARC設定を放置すると起きること|メールが届かなくなる理由

記事
ビジネス・マーケティング
「UTAGEからメールを送ったのに、お客さんが受け取っていない」

「自分宛のテストメールが、迷惑メールフォルダに入っていた」

この相談を受けたとき、私がまず確認するのはDKIM/DMARC認証設定です。

DKIM(ディーキム)とDMARC(ディーマーク)は、そのメールが本当にあなたのドメインから送られたものだと証明するための仕組みです。

なりすましメールが増えた結果、Gmailなどの受信側が、この証明を送信者に求めるようになりました。

つまり、証明がないメールは信用されない、ということです。

■ 放置すると、何が起きるのか

UTAGE公式マニュアルは、この設定をしないままメールを送ると「迷惑メールフォルダに振り分けられる、または迷惑メールフォルダにも振り分けられずメール自体を受信拒否をされる恐れがある」と明記しています。

つまり、送った側の画面上では「送信済み」になっているのに、相手には届いていない状態が起こり得ます。

そして厄介なのが、影響がメルマガだけにとどまらないことです。

DKIM/DMARC設定は、UTAGEの以下の機能でも使われています。

・メール・LINE配信の一斉送信・ステップ配信・リマインダ配信
・イベント・予約機能の各種メール配信
・商品購入時に自動発行される領収書メール
・銀行振込の申込後メール・支払期限のリマインドメール
・継続課金や分割払いで課金が失敗したときの通知メール
・パートナー機能の成約通知メール

領収書が届かない、申込の自動返信が届かない、といった信用に直結するトラブルにつながる可能性があります。

だから初期設定の早い段階でやっておくのがおすすめなんです。

■ 設定の流れ(大枠)

作業は大きく2段階です。

1. UTAGE側でドメインを登録する

上メニュー【メール・LINE配信】から左メニューの【DKIM・DMARC認証設定】を開き、【追加】を押します。

ここに、送信元メールアドレスのドメインを入力します。

ポイントは、メールアドレス全体ではなく、アットマークより後ろのドメイン名だけ(example.com のような形)を入れることです。

サブドメイン形式での登録は非推奨とされています。

2. 発行されたDNSレコードをレンタルサーバー側に追加する

保存すると、UTAGE側でDNS設定の内容が発行されます。

これをご利用のレンタルサーバーの管理画面から追加します。

ここまでやって初めて設定完了です。 UTAGE側で登録しただけでは有効になりません。

なお、SPFという別の認証についてはUTAGE側で対応済みなので、利用者が追加で設定する必要はありません。

■ 気をつけてほしい2つの落とし穴

ひとつは、外部の解説記事を見ながら設定してしまうことです。

UTAGE公式は、外部の記事をもとに設定した結果、そのドメインのWebサイトへのアクセスや、独自ドメインのメール送受信ができなくなった事例をNG操作として挙げています。

設定はUTAGEの公式マニュアルに沿って進めてください。

もうひとつは、ドメイン取得サービスとレンタルサーバーの組み合わせです。

組み合わせによっては、サーバー側の仕様でDNSレコードの追加そのものができず、UTAGEのメール配信が使えないケースがあります。

UTAGE公式が組み合わせ表を配布しているので、契約前に目を通しておくと安全です。

■ まとめ

・DKIM/DMARCは、メールが本物だと証明する設定
・未設定だと、迷惑メール行きや受信拒否が起こり得る
・影響はメルマガだけでなく、領収書・自動返信・通知メールにも及ぶ
・UTAGE側でドメイン登録、次にレンタルサーバー側でDNSレコード追加、の2段階
・外部記事ではなく公式マニュアルに沿って設定する

ここまで読んで「自分でやるのは不安だな」と感じた方へ。

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