月の欠損 その先へ

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占い
占星術家・松村潔さんの「アスペクト大辞典」より

「月は地球の周りを回っています。
地球は私達そのものとみなして良いでしょう。

中略

月は惑星とは対等に扱えません。
惑星より一つ下の次元にあるので、それは内輪なものを意味します。

中略

月を知性の存在しない情念のようなものとして、
これが惑星とアスペクトを作った時、月に、惑星の仕方、
いわば人間としての理念を、そのアスペクトの角度が醸し出す
図形スタイルで伝達した、よじ登る綱を提供したと考えます。

(ここまで)


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「月の欠損理論」では、占星術において月は、
あくまでも「私達の中にないもの」として語られていますが、
私は松村氏の提唱する
「月は純粋な情念であり、惑星の力を借りることによって初めて力を
発揮する」
という考え方がしっくり来ます。


実は、月について私は長い間ずっと引っかかるものを感じていて、
とても大事な要素でもあるにもかかわらず、
お客様に対して上手く説明が出来ませんでした。

露理ついりさんの、月の欠損理論を重んじながらも、
「その先へ」・・月星座は、その人にはない部分ではあるものの、
ホロスコープの反対側の星座の要素を強く持っている、
という「月光反転」が、非常にポジティブだな、と感じ、
お客様に説明すると、『それは、一体どういうことでしょうか』
とご質問を頂き、(やはりわかりにくかったのだな)と感じました。

その時は、「これは『月の欠損理論』というものが基にありまして・・」
と、やはり「欠損」という、あまり使いたくない言葉を用いて説明した
ことを覚えています。



スクリーンショット (2209).jpg


欠損、と言われたら誰だって良い気はしない筈です。

いかに本質を保ったまま、より良い伝え方をするか・・

と考えていましたが、やはり松村氏の理屈が一番わかりやすい、
と感じたものです。


例えば、月が魚座の方は、誰よりも豊かな情感を持っておられます。
月が双子座なら、困って落ち込んでいる人を見かけたら、
明るいジョークを披露して、相手の気持ちを和らげたい、と思うでしょう。

ただ、先ほどもお伝えしたように、月はあくまで感情です。

それを上手く表現する手立てが無いのです。

月の想いを外に出すとしたら、やはり水星(言葉)などを
使わないと、叶わないでしょう。


純粋な愛情や願い、それが月なのです。

時には、思うように人に伝えられなかったり、
上手く行動に表せなくて悶々とすることがあるでしょう。

しかし、その純粋さがいつしか伝わり、
周りの人を人の心を動かすことがあります。

単独では何一つ叶えられない、動かすことが出来ない、
形に出来ない。

それは、私達人間の在り方とどこか似通います。

純な思いを実現するために、人の力を借りたり、
機械の力を借りる。
時にそれが不本意であったとしても、
結果的に「月の想い」は叶っていく。


最後に、松村氏の言葉で締めくくります。

「月は惑星よりも一つ下の次元にあるので、拒否権はありません。
月は惑星のいうことに、100%従わなくてはなりません。
それが月のレベルから、惑星のレベルに進化するための、
未来的なきっかけを作り出すからです。」



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