相性占いを振り返って

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占い
西洋占星術の醍醐味と言えば、相性診断が挙げられます。

2人の惑星同士の角度(アスペクト)を読み解く手間がありますが、
ある程度、ホロスコープを読み慣れた方は、ぜひ挑戦されると良いでしょう。
私自身、相性をどうやったら占えるのか?
初めは全くわかりませんでした。

本.jpg

この本を一番初めに買って、
(これをマスターすれば、一通り出来るのね)
と思っていたのですが、あくまでこの本は、初級、
相性占いと言う、応用編の事柄は書いていませんでした。

この本の中に「主なアスペクトの種類」というページがあります。
その中でも、180度の項目に

【惑星同士が綱引きをするような位置ですから、
必然的に緊張を生み出します。
しかし、恋愛、結婚を占う2人の惑星同士で言えば、
強く惹かれ合う相です】

と書かれてありました。


180度の例:外円の月と内円の金星・180度
      外円の火星と内円の土星・180度

相性3.jpg

「えぇ~じゃあどうしたら相性を占えるの?それが知りたい。」

本には、簡単な相性占いの方法が書かれてありましたが、
本格的に2人のホロスコープを重ねて占う方法はありません。
本には付属のホロスコープ作成ソフトが付いていますが、
相性占いの機能は付いていません。
私の模索は始まりました。

ネットで調べると、「二重円」のホロスコープを作って、
2人の惑星同士の相を観ると良い、とありました。

早速、作ってみると、

nut's weel様のサイト
相性.jpg
相性2.jpg

アスペクトが多い、
図は複雑だし、
本に書いてある「個人のアスペクト」とは違うので、
別個に調べないといけないので、
なかなか覚えるのが大変だった記憶があります。

それでも、一つ一つ調べて、ノートにメモして、全体像が見えてきた時には、
非常に充実感がありました。

特に大事なのは、太陽同士、月同士、あるいは太陽と月の関係。
男女なら金星と火星の相性も重要。
水星は会話が弾むかどうか。
天王星はドキドキ度。

始めはわからないので、どの惑星が重要で、どの惑星がそうではないのか、
わからずに、がむしゃらに全部調べていました。
(本当はその方がより確かなのですが‥)

身の回りの色々な人を占ったり、自分自身を観てみたり、
(…一番成長させてもらったのは、やはりお客様からのご依頼でした。)
段々 自分なりの手法が確立してきました。

重要な天体に加え、小惑星などの配置も補助的に観ることで、
より奥行きが出ることもわかってきました。

今でも、個人的に昔仲が良かった友人や、家族などとの相性を占うと、
(こういう星の配置があるから、こう感じていたんだな)
と感慨深い気持ちになります。

恋愛だけでなく、親子、友達との相性も面白いものです。

色々な発見があり、あの人とは、こういうご縁があるんだな、
と感じることも多いです。

占星術をある程度勉強された方は、ぜひ相性占い、やってみて下さいね。

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