地方の広告制作会社の現状と今後の展望

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みなさん、こんにちは。
私は、地方都市で18年ほど広告制作に携わっているプロモーションプランナーのKYと申します。よろしくお願いします。

今回の記事では私の簡単な経歴と、現在の地方の広告制作会社がおかれている実情について簡単にお話していきたいと思います。

■筆者の経歴
私は、大学を中退してからデザイン系の専門学校を経て、地域情報誌の発行会社での紙面デザイン業務、広告代理店の営業、そして現職である広告制作会社のプロモーションプランナーを行ってまいりました。
現職について18年、前職を合わせると22年くらい広告制作の仕事を行っています。

■プロモーションやイベント制作業界の実情
さて、現職で携わっている地方の広告制作の市場についてですが、はっきり言うとここから、“いままでと同じような業務”は今後市場の拡大は見込めない状況です。

いまままでと同じような業務というのは、民間企業による各種プロモーションやイベント案件、地方自治体や官公庁によるプロモーション系のプロポーザルや入札案件などです。
民間、自治体・官公庁ともに、年々プロモーション予算は少なくなってきており、その少ないパイを複数の会社が取り合う構造がここ数年続いています。

かといって、企業や自治体の全体広告予算自体が少なくなっているわけではなく、WebやIT系への予算投下比率がどんどん高まっていおり、その結果としてイベントなどのリアルプロモーションの予算比率が下がってきているというのが実情です。

実際にお付き合いのある広告代理店からのプロモーション制作の業務依頼は数も金額も年々少なくなっています。

■生き残っていく広告制作会社
今後“同じ業態”で生き残りを図っていく場合は、次のいずれかの戦略が必要になってきます。
1)サービスの価値を高める
2)業務エリアを拡大する
3)合併する

最もスマートなのが、1)でしょうか。自身の提供するサービスの質や価値を高めることで、選ばれる会社になるという戦略です。できれば皆がこの方法で生き残っていきたいとは考えるでしょう。

次が、2)の業務エリアの拡大です。稼げるエリアで稼ぐという戦略ですが、これは初期投資やリソースの部分で結構リスクが出てきます。

そして、3)の合併です。市場に対して供給過多になっている会社の数を減らしていくという方法です。

■今後広告制作会社は大きな転換期を迎える
東京オリンピックを境に、地方の広告業界全体に停滞感が生まれており、広告制作に関しては、今までの同じようなサービスを提供するだけでは現状維持が精いっぱいで成長は見込めない状況になってきています。

今後は、やはり今までのサービスにプラスどのような価値提供ができるかが、業界全体の成長のカギになってくると思います。
生活の中に膨大に存在するあらゆる選択肢の中から「自身の時間を割くに値する体験」を、どのように提供するかが重要になってくるでしょう。




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