仕事で後輩にイライラしてしまう…教える側が知っておきたい考え方

仕事で後輩にイライラしてしまう…教える側が知っておきたい考え方

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コラム
仕事で後輩や部下にイライラすることはありませんか?
期限を守らない。
何度教えても、同じことを繰り返す。
確認せずに自己判断で進めてしまう。
「またか……」とため息をつきたくなることもありますよね。

ため息をつきたくなる原因は
「成長してほしい」
「困らないように仕事を覚えてほしい」
そう願っているからこそ、思うようにいかない現実に苦しくなってしまうのです。

私の元部下の悩んだ話
私にも、期限までに書類を提出してくれない元部下がいました。
何度声をかけても改善せず、提出しやすいように工夫しても変わらない。
期限を過ぎて何度も催促し、ようやく提出する。その繰り返しでした。
「なぜ変わらないのだろう」と何度も考えました。

今でも正解は分かりませんが、振り返るといくつか理由があったのではないかと思います。

・本人の中で優先順位が違う
・仕事を効率よく進めるのが得意ではない
・本人なりには精一杯頑張っている
・周囲に相談するのが苦手

彼は決して仕事ができない人ではありませんでした。
ただ、要領が良いタイプではなく、自分なりに必死で取り組んだ結果、書類提出が後回しになっていたのかもしれません。
ここで感じたのは、「教えて変えられることには限界がある」ということです。

変わらない理由について
期限を守る、確認してから進める、優先順位を考えるといった行動は、仕事の知識だけではなく、責任感や考え方、人との関わり方など、その人の価値観にも関わっています。
もちろん教えることはできますが、本人の資質や考え方まで変えることはできません。

例えば中途入社であれば、前職では締め切りに対する考え方が違っていた可能性もあります。
職場が変われば求められる基準も変わるため、そのギャップに戸惑っていることもあるでしょう。

では、変わるのでしょうか
私は、最終的には本人次第だと思っています。

例えば、失敗やクレームが起きたときは、まず本人が向き合い、必要な場面で上司や先輩がサポートする。
その経験を通して「自分にも改善すべき点がある」と気付ければ、少しずつ変わっていく可能性があります。

先輩としてできること
だからといって、先輩にできることがないわけではありません。

例えば、後輩の中には「先輩は忙しそうだから声をかけられない」と思い、「まあいいか」と自己判断で進めてしまい、結局間違えて怒られる、という悪循環に陥って、自己嫌悪で悩んでいる人もいると思います。
そういう悩みであれば、「大丈夫だよ」と声をかけてあげることはできます。
就業時間中は、もちろん先輩も自分の仕事をしています。
ですが、「話しかけられたらすぐに頭を切り替えて話を聞きますよ」、と伝えてあげることはできるのではないかと思います。

後輩が変わらないと、「自分の教え方が悪いのでは」と悩む人もいます。
しかし、仕事への向き合い方や価値観まで、一人の先輩が変えられるものではありません。
だからこそ、相手を変えようと一人で抱え込まないでください。

できることは精一杯伝え、相談しやすい環境をつくる。
それ以上は本人の課題です。
後輩にイライラしてしまうのは、それだけ真剣に向き合っている証拠。
ある程度のところで線を引き、少し肩の力を抜いて接してみてください!

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