58 双方の合意内容の最終確認を文書にする!
「記事69のブログからの続き」になりますが、双方が交渉のやり取りしたらおたがいの合意内容を確認するために、本契約を結ぶ前に「意向確認書」を取り交わします。
意向確認書(Letter of Intent / Memorandum of Understanding)
この意向確認書は、将来的な総代理店契約の締結に向けた、両当事者の現在の意向と理解を明確にするものです。本確認書は、法的拘束力を持つものではなく、最終的な契約は別途締結される正式な契約書によるものとします。
★★ 特に国際的な取引では、言語や文化の違い、法制度の違いもあるため、このような「中間的な書類でお互いの意図を確認し合う」ことが、トラブルを避ける上で重要になります。
次の通り、参考レターの文面となります。これ英文にして、あなたから海外メーカーに提示するのも一つの手です。(その方があなたが主導権を取れます)
日付: YYYY年MM月DD日
当事者:
[メーカー名]
住所:[メーカーの住所]
代表者:[代表者の氏名]
(以下、「甲」という)
[あなたの氏名または屋号]
住所:[あなたの住所]
連絡先:[あなたの電話番号/メールアドレス]
(以下、「乙」という)
甲と乙は、以下の製品について、日本市場における総代理店契約の締結を検討しており、現時点での相互の意向を以下の通り確認します。
1. 対象製品: [製品名または製品カテゴリ] (例:〇〇社製「シルバーアクセサリー」全般)
2. 総代理店権の付与:
甲は乙に対し、日本市場における上記対象製品の独占的な総代理店権を付与する意向です。
3. 販売テリトリー:
日本国内全域
4. 契約期間(予定):
最初の期間として、X年間(例:1年間、3年間など)の契約を検討します。
5. 販売目標(予定):
最初のX年間で、合計[具体的な数量または金額]の販売を目指します。
(例:最初の1年間で、〇〇個の販売、または〇〇ユーロ/円の売上)
6. 利益配分(予定):
乙は、甲から製品を[仕入れ価格の計算方法またはコミッション率]で仕入れる、または[販売価格に対するコミッション率]を受け取ることを検討します。
(例:甲からの仕入れ価格は、甲の希望小売価格の〇%とする。または、乙の販売価格の〇%をコミッションとして受け取る。)
7. マーケティング活動(予定):
乙は、日本市場における対象製品のマーケティングおよびプロモーション活動を主導します。甲は、製品情報、写真、ロゴなどのマーケティング素材を提供することに協力します。
8. 技術サポートおよびアフターサービス(予定):
甲は、製品に関する基本的な技術情報およびサポートを提供します。アフターサービスについては、乙が一次対応を行い、必要に応じて甲に連携します。
9. 競合製品の取り扱い:
乙は、本契約期間中、対象製品と直接競合する他社製品の総代理店または販売を行うことはありません。
10. 守秘義務:
本交渉を通じて知り得た相手方の営業上、技術上その他一切の秘密情報を、相手方の書面による事前の承諾なく第三者に開示または漏洩しないものとします。
11. 今後の進め方:
両当事者は、本意向確認書に基づき、詳細な条件について引き続き誠実に協議し、速やかに正式な総代理店契約の締結を目指します。
上記内容について、両当事者の現在の意向と理解を示すため、本書に署名します。
甲(メーカー)
署名:_________________________
氏名:[代表者の氏名]
役職:[役職]
乙(個人事業主)
署名:_________________________
氏名:[あなたの氏名]
屋号:[あなたの屋号(あれば)]
今後発生するであろう取引に活用してください。