内観について

告知
コラム
内観という言葉をご存知でしょうか?
自分自身を知る方法の1つに内観があります。
内観とは内を観る、つまり自分と向き合い自分を知ることです。


【内観の大切さ、やり方】

1. 内観は、自分を見つめる・自己を高める
怒り・不安、自分のありのままの思考、
感情に気づいて自問自答することを内観といいます。

大切なのはその時に感じた思考と感情を全て受け入れることです。

2. 内観とは、自分を良く知り自己を改善していくなど、
自分の心の状態を客観的に見て
問題を解決していくだけではなく、

瞑想や呼吸などを通して心身をリラックスさせることが期待できます。

3. 呼吸を整えながら、自分の内側を観察していくことを
自分と向き合う・身体と心の声を聞くなどさまざまな言葉で
誘導していきます。

また、内観したことは表に出す必要がないため、
その時に感じたことや見えたものを気づきとして
大切にしてください。

(親、兄弟、恋人、友人など…)

1. してもらったこと
2. してあげたこと
3. 迷惑をかけたこと

の3つのテーマについて、
具体的なエピソードを思い出しながら
自分を見つめます。

この過程で、過去を思い出して
自分を責めたり苦しんだりすることが
ありますが、

乗り越えると素直な心に
生まれ変わることができて
大きな気づきが見つかるといわれています。

【日常内観】

ゆっくり吸って
ゆっくり吐く呼吸に合わせて
ポーズをとります。

※この時(自分の内側に意識を向けて)

自分自身の中に当たり前に
あるものに気づき、
そのことに感謝をします。

日常生活の中で自分の心身に
感謝をすることはそんなにないかもしれません。

それでも見える世界は変わりますよ!
その変化を大切にして下さい。

内観をすると、
過去の出来事を受けとめることが
できたり、

自分や人に対する否定的な
こだわりから解放され
感謝の気持がうまれたり、

自分が愛されていることが分かったり
生きることの喜びの気持ちが
自然に湧いてくるようになっていきます。

内観で気づいたことは成果として残りますので、
自分が苦しんでいる原因が分からない人

自分が何を求めているのかを知りたい人は
内観を通して自分を見つめたり
自己改善をすることができ

内観心理療法、不登校などの改善、
人間関係からくる出勤困難、不眠・不安・緊張などの神経症、
うつ病自律神経失調症や更年期障害などの症状改善…

内観をすると、家庭・職場などでの
さまざまなトラブルやストレスの改善、

悩みの原因となっている問題への対応の変化による解決、
長年の悪習慣などの問題行動が改善されます。

内観をすると、精神統一・注意力のアップ、
トラブルのない人間関係をつくる

自力で悩みを解決できる力を得るなど、
人格を高めることにより人生の目的や生きがいを見い出せます。

【内観の目的】

内観しようと思う人は、性格を改善したい、
悩みがある、自己啓発など目的があります。

内観によって自分が愛されていることや
生かされてきたことに感謝することができると、
自分のマイナスの面も受け入れることができるようになります。

自分で自分を救えたということを実感し、
感謝が大切という意味にも気づけますので

内観は生きていくもととなる元気や
希望を得るために行うものです。

自分のことは良く理解していると思いがちですが、
自分が理解している自分というのは 
氷山の一角だといわれています。

人の心には、意識できない潜在意識があります。

お金や仕事、人間関係や恋愛などの
問題を抱えていて悩み苦しんでいる場合は
内観をしてみて下さい。

これらの問題が行動だけで解決できないのは、
自分の内面が変わらないのが原因だといわれているからです。

普段は意識していない潜在意識に
意識を向けることが問題解決に繋がりますが、

自分の潜在意識に向き合うことに
怖さや抵抗があったり、
自分と向き合おうとしてもうまく向き合えない人が多いです。

心もそれと同じで、自分の心の状態を知ることが第一歩です。

自分の潜在意識に向き合うと、
身についていた思い込みに気づいたり
恐れや不安が解消され、本当の自分や本音が分かってきます。

潜在意識の欲求を知れたら、 
次は潜在意識の欲求を満たすためにできる行動は
何かを堀りさげていきます。

ただ、人は本当の欲求を知った時は
絶対に手に入れようと
心が先に動き出すため、無意識に行動を起こすといわれています。

カルマとは日本の仏教でいう善行・悪行で、
どちらも前世(過去世)での行為が現世に反映される因果応報のこと
と言われています。

自分の心の問題を認識していないと、
どの前世(過去世)のカルマを癒せば良いのか分からないと
いわれています。

内観を続けていくと、カルマと
少しづつ繋がりやすくなるといわれています。
過去世での修行の成果もあります。
内観は自分自身の内面を観察することで、
瞑想は座って自らの内面を観察することですので、
本質は同じものとみなされています。

毎日瞑想を行い自分の心を観察し続けることにより、 
人の心は急な変化をおこすこともあります。

瞑想の時間は長いほど良く
瞑想はリラックスして座り、
吸って~吐いて、吸って~吐いて、
この繰り返しを心の中でつぶやき
自分の呼吸を観察し続けるというものです。

ですが、10秒もしないうちに呼吸の観察を忘れ、
雑念にのみ込まれていきます。

考えないように努力することは心理学的に逆効果だといわれています。
呼吸を観察する、雑念にのみ込まれる、

それに気づいてまた呼吸を観察することの繰り返しですので、
10秒ほどで呼吸を観察することを忘れてしまったりしても
何度も続けていくことで
習慣となり呼吸を観察する時間が徐々に長くなっていきます。

【人生が変わる】

自分が現実をどのように認識しているのかが重要となります。

過去の記憶(過去の出来事と 
その時に感じた感情のことを
思い込みという言葉で表す)と
今、見ている(た)ものが現実となります。

例えば、幼少時期に犬に追いかけられた経験があり 
犬が怖くて嫌いな人が

今、犬を見た時に過去の出来事として
犬に追いかけられたことを思い出す

その時に怖い・嫌いと感じた
今、現実に目の前にいる(た)犬は怖い・嫌いとなります。

これは、今、目の前にいる犬が
過去に追いかけてきた犬ではないことと分かっていながら

怖い・嫌いと感じるのは、
過去の記憶が、今、見てるものに反映されているということです。

ここで、過去の記憶(感情)の捉え方を変えると→
現実の感じ方(感情)が変わる→
人生が変わったように感じるとなります。

現実に起きていることではないのだと認識することが、
内観をするための大切なポイントになるということです。

1. 足りないものばかりを見るのではなく
既に持っているものを
見て自分が満たされていることを
認めることができるようになる

2. 自分が何をしたいのか、
何をするべきか迷っている時に
道が見えてくるようになる

3. 心が軽くなったり楽に生きられるようになる

4.本当の自分の姿がはっきりと見えてくるので、
自己嫌悪や劣等感から解放されていく。

内観は頭で理解するものではなく
内観を通して自分で自分を観察していく中で、

自然と心が開放されていき、
悩み苦しみから解放される、
楽に生きられるようになるといったことに繋がります。

内観は、やり方自体は簡単ですが
しているとさまざまな雑念が心に浮かんできて、

自分を見ることができなくなってしまうため、
内観を成功させるのは意外と難しいかもしれません。

雑念を振りはらうコツは、今という時に集中することです。

内観とは自分の心と向き合い、
真実や原因を探ることでもあります。

何かが起きるということは必ず原因があります。

過去世が原因の場合もありますので、
すぐに分からないかもしれませんし、
悩んでしまうこともあります。

ですが、何度も自問自答していると
原因がふと、うかんできたりします。

今、自分が抱えている悩みや苦しみ・辛さを

他の人の悩みや苦しみ・辛さに置き換えて、
誰かから相談されたことと仮定してみて下さい。

これに対して自分はどう答えるかで、
自分自身の本心が見えてくる場合があります。

これは、物事を客観的に見る訓練にもなりますし
他の人の視点で捉えてみたとしても
実際は自問自答していることになります。

まずは、3日からでも続けてみましょう。

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