はじめに
こんにちは、気心アドバイザーのひすいです。
「契約書」と言われると、少し怖いイメージを持つ人もいると思います。
それは法的な拘束力を持つことからきているのかもしれません。
その契約書が「見えなくて」しかも破るってどうゆうことか。
私の答えはこの後に書いてありますが、あなたの想像力を鍛えるトレーニングだと思って一度想像してみてください。
と、いうことで今回は「見えない契約書を破る」というマインドセットになります。
心の枷を外して自由になる方法
私たちの日常には、目には見えない「契約書」が存在しています。
それは義理や人情、約束、こだわりといった形で、私たちを縛るものです。
例えば、「この人にはお世話になったから、義理を果たさなければ」とか、「一度結婚したら、離婚してはいけない」といった考え方です。
これらの「見えない契約書」は、一見すると私たちの人間関係を豊かにし、社会生活を円滑にするためのルールに思えますが、時として私たちを苦しめる原因にもなります。
今回は、この「見えない契約書」を破ることが、どのようにして自分の人生をもっと自由で、より充実したものにするのかをお話しします。
見えない契約書に縛られる理由
見えない契約書とは、私たちが無意識のうちに結んでいる義理や約束、習慣のようなものです。
こうした約束は、家族や友人、仕事の関係など様々な場面で私たちを縛り続けています。
例えば、結婚においても、一度結婚したら離婚してはいけない、という社会的な圧力が強く働きます。また、ビジネスの場でも、「あの人に助けてもらったから、恩を返さなければ」という義務感に囚われることもあります。
しかし、これらの見えない契約書は、私たちが成長し、新しい目標を持つようになったときにも、そのまま守り続けるべきものでしょうか?
答えは「いいえ」です。
私たちが成長する過程で、目標や環境は変化します。その変化に合わせて、古い契約書を見直し、時には破ることが必要です。もちろん、見える契約書、例えば法的な契約書を破ればペナルティがありますが、見えない契約書にはそんな強制力はありません。
成長と変化に合わせて「契約書」を破る
人間は成長する生き物です。
成長して新しいゴールが見えたとき、過去に結んだ見えない契約書を守り続けることが、必ずしも自分にとって最善ではないかもしれません。
私たちは、義理や人情に縛られることで、自分の成長を妨げてしまうことがあります。
たとえば、あなたが新しいキャリアを目指している時、過去の約束や義務が足を引っ張ることがあるかもしれません。
「この人にはお世話になったから」といった理由で、過去の義理を果たすことにばかりエネルギーを注いでしまうと、本当に自分が進みたい道を見失ってしまいます。
人間関係や仕事で、見えない契約書を破るのは一見冷酷に見えるかもしれませんが、実は自分自身を大切にするための重要なステップです。
成長するためには、時には自分のために、古い契約書を破り、新しい道を歩む勇気が必要です。
見えない契約書を破ることで得られる自由
見えない契約書を破ることで、私たちは自由を手に入れることができます。
この自由は、他人や社会の期待に応えることをやめ、自分自身のために生きる選択をすることです。
たとえば、家族や友人があなたの夢や目標に理解を示さず、足を引っ張る存在であったとします。
そのような関係に縛られていると、あなたの成長や成功は遠のいてしまうでしょう。しかし、見えない契約書を破り、その関係から一歩離れることで、あなたは新しい可能性を見出すことができるのです。
「家族が足を引っ張るなら離婚すべきか?」という問いに対して、私は「離婚した方が良い場合もある」と考えます。
もちろん、離婚そのものを推奨するわけではありませんが、自分が苦しみながら生き続ける姿を子供に見せることが本当に良いことなのか、考える必要があります。時には離婚という選択が、より健全で前向きな未来を切り開く手段となることもあるのです。
人生の契約はいつでも再交渉できる
重要なのは、私たちが結んだ見えない契約書はいつでも再交渉できるということです。
過去の約束や義理に縛られる必要はなく、状況が変わったときには、その契約を見直し、自分にとって最善の道を選ぶことができるのです。
たとえば、長い間続けてきた仕事やプロジェクトが、もう自分にとって意味を持たないと感じる時があります。その時、無理に続けるよりも、一度その契約書を破り、新しいステージに進むことが大切です。
過去に結んだ契約が未来永劫続くわけではありません。
時には、古い契約を手放して新しい道を選ぶことで、より大きな成功と充実感を得ることができるのです。
必要な人とはまた交わる
見えない契約書を破ることに不安を感じるかもしれませんが、大事なことは、必要な人や関係は必ずまた交わるということです。
一時的に離れても、本当に大切な縁は再び繋がります。
これは、人生の中で繰り返し見られる法則のようなものです。
たとえば、長年の友人やパートナーと別れたとしても、再び出会い、交わることがあるでしょう。
なぜか必要な人や縁は、時間が経っても必ずまたあなたの人生に現れます。それは、運命や宇宙の法則かもしれませんし、単なる偶然かもしれませんが、こうした不思議な巡り合わせがあることを信じて、今目の前の見えない契約書に縛られずに前に進んでいきましょう。
結論
見えない契約書は、私たちを無意識に縛りつけるものです。
しかし、成長や変化に応じて、それらの契約書を見直し、必要なら破ることが、自分の人生を自由に、そしてより充実したものにするための第一歩です。
過去の約束に囚われるのではなく、常に自分のゴールを見据えて、新しい道を選ぶ勇気を持ちましょう。
そして、本当に大切な縁は必ず再び巡り合うということを信じて、自由な未来に向かって進んでいきましょう。
今回のテーマは「見えない契約書を破る」でした。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
それでは、また。
大丈夫、きっとうまくいきます。