小びと引っ越し録 145センチのチビが部屋を借りる

記事
ライフスタイル
職場が実家から遠かったので、引っ越すことになったのが数年前、私は今の賃貸にやってきました。
日当たりも良く、セキュリティも問題ないし、職場と実家の中間地点の良い立地で、いくつかの部屋を見ましたがここが一番!と思って決定したのですが、私はその時、大きな見落としをしていました。

これでもネットで賃貸を選ぶときのコツとか相当見て決めたんですよ。
でも、こんなこと、どこにも載ってなかった。
そりゃそうだ、まさかこのサイズの人間が引っ越してくるなんて賃貸屋さんもまとめサイトも想定してないわけですよ。小学六年生の平均身長ですよ。

実家で生活していた頃は、家族全体が同じようにちっちゃかったから気になることはなかったんですが、外に出たらやっぱり思い知りますね。私、規格外なんだ。

ここからは、今後また部屋を借りることになった時に気を付けるべき点と、同じくらいの身長で部屋を探している方に向けて私の感じたことを記します。

1.届かない

賃貸屋さんも、背の低い方に部屋を紹介する際は収納の位置が高いことを教えてくれたり、背の高い方には部屋の天井とかの高さのお話をしてくれることだと思います。
けれど、規格外のチビの場合、賃貸屋さんのフォローが間に合わないことがあります。

例えば、洗面台に立った時。
鏡に眉毛より上しか映りません。
物干し竿はあるけれど、もちろん背伸びしても届きません。
換気扇の紐すら引っ張れない。

一番困ったのは電気が切れた時でした。
踏み台に乗って精一杯背伸びしたのですが、それでもまだ届かず、不安定なテーブルの上に踏み台を乗せて、暗闇の中、蛍光灯を換えたときは泣いてしまいそうでした。
ニトリだったかカインズだったかで一番大きいのだったんですが、もう脚立を部屋に常備するしかない。

とにかく日常で「これ私向けの規格じゃないな???」と思う瞬間が多いので、内見するときに自分の生活を朝起きる所からイメージすることが重要だと思いました。

2.余る

デッドスペースがすごく多いです。
クローゼットの上の部分、部屋のとにかく高いところがなんかもったいない感じがします。

収納スペースを増やそうにも、一々踏み台に乗って取らなきゃいけないのかと思うとなんか面倒くさくなります。

だからといって、低い位置に物を置くと横にスペースを取る形になるので、圧迫感があります。スペースは余ってるのに窮屈。
なんかこれは良い対策があれば知りたいところです。

3.意外と良かったこと

それでも、小さくて良かった!ラッキー!と気付く瞬間も結構あったりします。

例えば、浴槽で足を伸ばせること。
きっと身体が大きい人は膝を曲げなきゃいけないんだろうなと思いながら、のびのび短足を有難がりました。

ベッドのスプリングでビョンビョンしても天井に頭がぶつからないのもちょっと嬉しかったです。
他にも、多分もっとあったと思うんですけど今思い出せる感じだと二つしか出てこなかったんですが日々、このサイズで良かったと思う瞬間もあるので、それに伸ばしたくても身長は伸びませんからね!
開き直って巨人の部屋にやってきた気分でこの部屋を楽しもうと思いました!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す