大好きな人や気になる人のSNS、つい覗いちゃいますよね。
フォロー欄に知らない異性が増えていたり、過去の投稿に楽しそうな誰かの影が見えたりして、胸がキュッと苦しくなることってありませんか?
「見なきゃよかった」って後悔するのに、指が勝手に動いてまた確認してしまう。
そして、モヤモヤした嫉妬や猜疑心でいっぱいになって、「なんでこんなに心が狭いんだろう」「また一人で勝手に疑ってバカみたい」って、自分のことが嫌になっちゃうんですよね。
まず伝えておきたいのは、そんな風に悩んでしまうあなたは、決して性格が悪いわけでも、心が狭いわけでもないということです。
実は、これまで恋愛や人間関係、夫婦関係など、たくさんの悩みに寄り添ってきた経験から感じるのは、SNSで嫉妬してしまう人ほど「相手のことを本当に大切に思っている」ということです。
どうでもいい相手なら、誰をフォローしていようが、昔どんな投稿をして言おうが、全く気にならないはずですよね。
あなたがそれだけ深く苦しんでいるのは、相手のことが大好きで、自分だけを見てほしいという素直で愛おしい気持ちがあるからです。
じゃあ、なんで私たちはSNSを見るとこんなにも不安になってしまうんでしょうか?
心理カウンセラーとして、そのメカニズムを少し紐解いてみますね。
SNSって、相手の「過去」や「人間関係の一部分」が写真や文字として目に見える形に残っていますよね。
頭では「ただの友達かな」「昔のことだしな」と分かっていても、目から入ってきた情報に対して、脳は勝手に「最悪のシナリオ」を想像してしまうんです。
「この人と仲が良いのかな」「私の知らない素敵な思い出がたくさんあるんだな」「私より楽しそうに見えるな」って、まだ起きてもいないことや、存在しない幻影を作り上げて、自分で自分を傷つけてしまっている状態なんです。
つまり、あなたが戦っている相手は「パートナー」でも「SNSに映る誰か」でもなくて、自分の心の中で膨らんでしまった「不安な妄想」なんですよね。
だからこそ、嫉妬して落ち込んでしまったときは、「私、それだけ相手のことが大好きなんだな」「今、妄想が膨らんで不安になっちゃってるんだな」って、自分の気持ちをそのまま認めてあげてください。
「嫉妬しちゃダメだ」って打ち消そうとすればするほど、心の中のモヤモヤは大きくなってしまいます。
「そりゃあ気になっちゃうよね」って、自分に優しく声をかけてあげることが大切かなと思います。
そして、もう一つ覚えておいてほしいことがあります。
SNSに映っているのは、その人の人生のほんの数パーセント、しかも切り取られた一面に過ぎません。
でも、今の相手と直接会って、目を見て、言葉を交わしているのは、他の誰でもないあなたです。
画面の中の過去や誰かよりも、今あなたの目の前にいる相手との時間や、二人で作ってきた絆のほうが、ずっとずっと確かで本物なんですよ。
どうしてもSNSを見ちゃいそうになったら、そっとスマホを置いて、深呼吸してみてください。
温かいお茶を飲んだり、好きな音楽を聴いたりして、自分の心をほっと休ませてあげましょうね。
あなたが少しでも穏やかな気持ちを取り戻して、自分自身を優しく愛せるようになることを、心から応援しています。