誰かと一緒にいるのに、なんだか壁を感じてしまうことってありませんか?
「なんだか相手が自分に心を開いてくれていない気がする…」
そんなとき、胸の中にモヤモヤとした冷たい風が吹き抜けるような感覚になりますよね。
「僕って、そんなに信用されていないのかな…」という、少し傷ついたような、プライドがざわつく気持ち。
そしてそれと同時に、「もっと近づきたいのに…」「悲しいな…」という寂しさが、混ざり合ってしまう。
相手との間に透明なガラスが一枚挟まっているようなもどかしさに、心がぎゅっと締め付けられる思いをしているかもしれません。
実は、このようなご相談をいただくことはとても多いんです。
相手のリアクションが薄かったり、深い話をしてくれなかったりすると、僕たちはついつい「自分が試されているのかな」とか「自分には魅力を感じてくれていないのかな」と受け取ってしまいがちです。
そうやって「信用されていない自分」を感じてしまったとき、心がすっと頑なになってしまうのは、あなたが自分自身を守ろうとしている大切な防衛反応なんですよね。
「僕だって傷つきたくない」というプライドは、決して意地悪な感情ではなくて、あなたがこれまで一生懸命に生きてきて、自分の心を必死に守ってきた証拠なんです。
だからまず、「信用されていない気がして悔しいな」「なんで心を開いてくれないんだろう」って苛立ったり凹んだりしてしまう自分を、どうか責めないであげてくださいね。
そして、そのプライドの裏側に隠れている「寂しさ」にも、そっと目を向けてあげてほしいんです。
「どうでもいい相手」なら、心を開いてくれなくても、信用してくれなくても、そこまで悲しくなんてならないはずですよね。
あなたがそんな風に悩んでいるのは、相手のことを大切に思っているからであり、もっと心を通わせたいと願っているからこそなんです。
相手に壁を感じたとき、僕たちは「自分が信用されていない」と思い込んでしまいますが、少し角度を変えて見てみることも大切です。
もしかしたら、相手が心を開かないのは、あなたのせいではなくて、相手自身の問題なのかもしれません。
相手もまた、過去に誰かに傷つけられた経験があって、心を開くのが怖くて慎重になっているだけかもしれないんです。
相手の「心の扉の開くスピード」が、たまたまあなたより少しゆっくりなだけなのかもしれませんよ。
相手のペースを尊重しながら、「僕はここにいるよ」「あなたのペースで大丈夫だよ」という温かい眼差しを向けてあげること。
そうやって焦らずに優しく見守る姿勢こそが、少しずつ相手の緊張をほぐしていくのかなと僕は考えています。
「信用されていない」と傷つく夜があっても大丈夫です。
その寂しさを知っているあなたは、誰よりも人の痛みに寄り添える、とても温かい心を持っている人なのですから。
ゆっくりで大丈夫、あなたの温かさはちゃんと伝わっていきますよ。