「不倫はいつか終わるもの」
世間ではよくそう言われるけれど、今のあなたにとっては、その言葉がどこか遠い国の出来事のように感じられませんか?
周りが何と言おうと、彼と過ごす時間の密度や、二人だけの秘密の共有、あの重なり合う瞬間の体温……。
それらがあまりにリアルで愛おしいからこそ、「自分たちだけは例外なんだ」「この絆だけは、他の誰とも違う特別なものなんだ」って、無意識に思い込もうとしてしまう。
その気持ち、僕は痛いほどよくわかります。
心理カウンセラーの「うさぴょん」として、これまで本当にたくさんの女性たちの胸の内を聞いてきました。
みんな、最初から不倫をしようと思って始めたわけじゃないんですよね。
気がついたら、彼という存在が生活のすべてになっていて、彼なしの未来が考えられなくなってしまった。
だからこそ、出口の見えないこの関係に対して、「いつか終わる」という現実的な予測を、心のどこかでシャットアウトしてしまうんです。
でもね、僕はこう思うんです。
「自分たちは例外だ」と思い込もうとすればするほど、実はあなたの心は、少しずつ削られていってはいませんか?
彼が奥さんのもとへ帰っていく後ろ姿を見送るとき。
休日に連絡が取れなくて、スマートフォンの画面を何度も確認してしまうとき。
ふとした瞬間に襲ってくる、得体の知れない不安や孤独感。
もし、本当に二人が「例外的に結ばれる運命」なのだとしたら、どうしてこんなにも切なくて、苦しい夜を一人で過ごさなきゃいけないんだろう……。
そんな問いが頭をよぎっても、あなたはまた「でも、彼は私を愛してくれているから」という理由で、その不安を心の奥底に蓋をしてしまう。
僕は、あなたが悪いと言いたいわけではありません。
人を好きになる気持ちは、理屈では止められないものです。
ただ、僕は思うんです。
「私たちだけは特別」という魔法をかけ続けて、自分を騙し続けるのは、もう十分に頑張ってきたんじゃないかな、って。
不倫という関係は、どうしても「今この瞬間」だけの楽しさや癒やしに依存してしまいがちです。
けれど、あなたの人生は「今」だけで終わるわけではありません。
これから先も続いていく長い時間の中で、あなたは本当はどんなふうに愛され、どんなふうに笑っていたいですか?
誰かに遠慮することなく、堂々と手をつないで街を歩き、明るい太陽の下で「幸せだね」と言い合える。
そんな当たり前の幸せを、あなたは受け取る権利があるんですよ。
「不倫はいつか終わるもの」という言葉は、突き放すための言葉ではありません。
それは、あなたが「本当の幸せ」にたどり着くための、ひとつの通過点に過ぎないんだと、僕は信じています。
今、あなたが抱えているその苦しみも、寂しさも、全部僕に預けてみてください。
一人で抱え込まなくていいんです。
あなたは、もっと自由で、もっと優しく包み込まれるべき存在なのだから。
少しずつでいい。
「自分たちだけは例外」という魔法を解いて、鏡に映る本当の自分の目を見つめてあげてください。
そこには、誰よりも愛を求めている、健気で美しいあなたがいるはずです。
僕はいつでも、ここであなたの味方でいます。