「また今度」が、一番心地いい。心の余白を作る「約束しない」習慣

「また今度」が、一番心地いい。心の余白を作る「約束しない」習慣

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コラム
「またね」と手を振って別れるとき、ふと「次はいつ会える?」とカレンダーを確認したくなることがありますよね。

大好きな友人や大切なパートナー、信頼している仕事の仲間。

そんな人たちと「次」の予定をしっかり決めておくのは、一見すると仲が良い証拠のように思えます。

でも、心地よい人間関係を長く続けていくために、僕が大切にしたいと思っている考え方があります。

それは、「できるだけ約束のお願いをしない」ということです。

もちろん、普通に約束をするくらいなら、何も問題はありません。

「次の日曜日に、あのお店のランチに行こう」

「来週の同じ時間に、またゆっくり話そう」

「次の打ち合わせは、来月の3日15時に設定しよう」

日常の中で、こうしたやり取りはよくある光景ですし、必要なことでもあります。

ただ、ここで少しだけ注意したいのが、次から次へとたくさんの約束を詰め込みすぎないことなんです。

というのも、誰かに「約束」をお願いするということは、少なからず相手の心に「荷物」を預けることでもあるからです。

一度約束を交わすと、相手はそれを「覚えておく」必要が出てきます。

「覚える」という作業は、それだけで一つの手間になります。

自分にとっては簡単に覚えられることでも、世の中には予定を管理するのが少し苦手だったり、負担に感じたりする人もいます。

そして約束には、必ず「責任」がセットでついてきます。

「守らなければいけない」という目に見えないプレッシャーは、真面目で責任感の強い人ほど、小さなストレスの種になってしまうことがあるんです。

ちょっとした約束のつもりでも、相手にとっては「自由を縛るもの」に感じられてしまうかもしれません。

安易にたくさんの約束をお願いしすぎると、気づかないうちに相手の負担を大きくしてしまいます。

約束を増やしすぎて、お互いの心が窮屈になってしまったら、せっかくの縁ももったいないですよね。

快適な人間関係を築いていきたいなら、約束は「必要最小限」に抑えておくのが、実は一番の近道だと僕は思っています。

約束が少なければ、お互いの心にかかる重みも軽くなり、ずっと付き合いやすくなります。

「何が何でも予約して決めなきゃ」と形にこだわるよりも、その場の流れに任せる「適当さ」があってもいい。

「そのときは、そのときだね」

そんな風に、臨機応変に済ませてしまう気軽さが、関係を柔らかくしてくれます。

約束は、多いよりも、ずっと少ないほうがいい。

余白があればあるほど、お互いにふらっと顔を出せるような、軽やかな関係でいられます。

そうして生まれた心の余裕が、結果として人間関係を心地よく、長く長続きさせてくれるのです。


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