自分を後回しにしないで。優しさと自己犠牲のちがいについて

自分を後回しにしないで。優しさと自己犠牲のちがいについて

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コラム
「無心」とか「無我」って、なんだか美しい言葉に聞こえますよね。
自分の欲を手放して、相手のために動く。

見返りを求めずに尽くすその姿勢は、確かに尊くて、理想的にすら思えるかもしれません。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。

それって本当に「心を無にしてる」のかな?
もしかして、「自分の気持ちを押し殺してる」だけじゃない?
「他人のため」と言いながら、自分をどこかで犠牲にしてること、ありませんか?

たとえば、友達の頼みを断れなくて、無理してスケジュールを合わせたり。
家族のために自分の時間を削って、やりたいことを後回しにしたり。

職場で、誰かのフォローをしてばかりで、自分のことはつねに後回し。
もちろん、思いやりって素敵なことです。
でも、それが「自分はどうでもいい」「私は我慢すればいい」になってしまうのなら、それは少し違う気がします。

人に優しくするためには、まず自分自身にも優しくないといけません。
だって、自分がカラカラに乾いた状態では、本当の意味で人に優しくなんてできないから。
よく「自分を大切にしよう」って言葉を聞くけれど、じゃあどうすればいいの?って思う人も多いと思います。

そんなときは、まず小さなことから始めてみてください。
・疲れているときは、堂々と休む
・嫌な誘いは、ちゃんと断る
・「助けて」って言いたいときは、素直に口に出す
・「これが好き」「これがしたい」と感じた気持ちを大事にする
それだけでも、あなたの中に少しずつ「自分を優先していいんだ」っていう安心感が育ってきます。

そしてね、「自分を大切にすること」と「わがままになること」は、まったくの別物です。

誰かのことを思いやりながら、自分のことも大事にする。
それって、実はすごくかっこいいバランスなんです。
「私さえ我慢すればうまくいく」って思い込みは、実は誰も幸せにしていないことが多いんです。

あなたがあなたらしく笑っていられること。
それが、まわりの人をも幸せにするんですよ。
だからどうか、自分の声に耳を傾けてあげてください。
小さな「嫌だな」「嬉しいな」を、ちゃんと感じてあげてください。

そして、自分を優先したいと思ったときは、何も悪くないから、そっとその気持ちを抱きしめてあげてほしいです。
あなたが今日、自分に少しでも優しくできますように。
そんな日が、もっと増えていきますように。


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