新しい人生の幕開け…32

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一人病室にいると、旦那が看護師さんと一緒に入ってきた。

「おう!やっと帰ってきたぞ!」
と呑気な言葉と共に入ってきた。

イラっとした。

それでも病院では怒るわけにもいかず…。

一人で悶々としていた。

そして、お義母さんたちのことを言うと、
「それは大丈夫だから!」と言い放つ…。
「そういってこの間だって帰ろうとしたじゃん」というと
「ちゃんと言って聞かせたから!」
と…。
もう言い合いにもなりなくなくて、私からはもう何も言わなかったが、旦那が帰ってきたならもう子供たちも大丈夫かな、とも思った。

そして、3日目。
旦那に電話すると…
なんと!仕事に行っている!

「え?入院している間は子供たち見てくれるんじゃなかったの?」
というと
「いつまでも休めないよ…」と…
それはそうだけど…自分の親がどれだけのことをしたかわからないのか…

まだ小さい子供にご飯も食べされられないのに…。

そうしてまた、毎日子供たちに電話をした。
ちゃんと学校に行けたか、保育園に行けたか、迎えはきたか、
ご飯は食べれているか、お風呂は入ったか…。
学校でなにがあったか、保育園でどんなことをしたか…。

そんな電話の途中でさえ、お義母さんが「毎日電話うるさい!」などと聞こえてくる…。

腸が煮えくりそうなのを必死で我慢した。
子供たちには
「もうすぐで赤ちゃんと一緒に帰るからね!」と言って安心させることしかできなかった。

Rさんはたまに病院に来てくれた。
赤ちゃんと私と話をしに…。

Rさんは「あの親じゃだめだな…、私が子供たちを見ようと思ったけど、『あんた誰』って言われたし」
と…。

なんてことを言うんだろう。本当に「非常識」。

そんな感じでとうとう「退院」の日がやってきた!
私は、一時間でも早く退院したくてRさんにお願いをしていた。

「朝イチの診察で帰りたい」と…。

そして診察も順調で帰ることができた。

その帰りも旦那は「県外」にいた。
もうアテになどしていない、

そして、家に帰るや否や…
「あ~やっと帰ってきた!もう帰るわ!」
というお義母さん。

まさか!車でも40分はかかる距離…。

「え…バスもないよ?お義父さんくるまで待ってれば?」というと
「こんなとこ!もう居たくないわ!歩いて帰る!」
とすごい勢いで言い放った!

その勢いに私は呆れてしまい…。

「そう、どうもありがとう、気を付けてね」とだけ言って見送った。

私はもうどうでもよかった。

Rさんも呆れていた。
けれど私はそんな人たちに構っている暇などない。

家の中を見ると、ものすごく「散らかっている」…。
掃除からだ…。

一気に疲れた。

赤ちゃんのベットや退院後のものは全部揃えてあったからそれだけでも少し余裕はあった。

けれど、洗濯ものや茶碗、まずリビングが…もう…ゴミだらけ…。

Rさんが「これはひどいな…、お前は少し休んでな、私やるから…」と言ってくれた。
とても嬉しかった。
「うん、ありがとう。私掃除機かけるから茶碗洗いお願いしてもいい?」と聞くと「わかった」と快く手伝ってくれた。
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