「腰」の声を聴く

いつもありがとう(^o^)

私の本業は、鍼灸マッサージ業ですが

奇跡がいくつも起きています♪

医者に「手術の他に術がない」

と宣告された患者様が

どうしても手術が怖くて

私に頼ってくれた人たちです。

普段は、「鍼治療は怖い！」と感じてる患者様でさえ

手術を受けるくらいなら

「鍼治療でも何でもやってください。

先生にお任せします。」

とおっしゃってくれます。

そこまでの覚悟があるのであれば

私も最善を尽くさせて頂きますね。

一緒に頑張りましょうね。

という感じになるんです。

この時に、治せる(完治する)という未来(結果)は

私には、正直、「分からない」

というのが本音なんです。

１人の例を挙げて紹介したいと思います。

70代女性

趣味は、ゴルフ(年齢よりも見た目年齢は、遥かに若い)

性格は、温厚で前向き

病院が苦手な方で

定期的にマッサージを受けてメンテナンスをしてくださる

私のお得意様です。

温厚な人に共通する特徴
・滅多なことでは怒らない
・空気が読むのが得意
・いつも笑顔でいる
・平和主義で優しい性格
・人の悪口や愚痴を言わない

医師の診断

★脊柱管狭窄症(脊柱が狭くなり、脊髄が圧迫される状態)

即、手術が必要

※整形外科に３か所診てもらった結果

全て同じ診断を受けた。

[補足]

医師の診断は、間違っていなかったと思いますが

それは、「西洋医学」的な観点からの答えであって

私は、「東洋医学」的な観点から判断しました。

人間の持つ「自然治癒力」の力を信じたのです。

症状

患部の痛みにより、腰が左側に跳ねてる(反ってる)状態

[補足]

脊柱側弯症(立った時に傾いている)に似た姿勢であったため

素人目でも、腰が歪んでいるのが分かる状態でした。

知らない人からでさえ

「腰が曲がってるよ！」

と声をかけられてしまう状況で

本人にとっては、とってもツラい時期でした。

最初に患者様とお約束をします

この患者様は、「脊柱管狭窄症」という腰痛に

悩まされている方です。

「腰が痛い、腰が痛い」

※簡単に言うと、「腰」の悪口

というのをヤメてもらうんです。

「腰」の悪口を言ってる間は

治り難いからです。

今まで気づかないうちに

「腰」に無理(負担をかけていた)をさせてしまって

申し訳なかった。

今まで、頑張ってくれてたんだね。

ありがとうね！

と、「腰」に対して

労りの気持ちを持つことが大切だ

と説明し、約束しました。

ここまでの話を、とことん理解してもらうんです。

そうすると

「腰が痛い、腰が痛い」

と「腰」の悪口を言ってる人よりも

回復が早いと私は考えています。

私の患者様は、素直な方が多いので

承知して頂けました。

「腰」の声を聴く

「腰」にも、「口」が、あったなら

どんなに楽か分かりません。(笑)

「どうして欲しいの？」

と聞けば答えてもらえるかもしれませんからね。

「口」意外なことで、「腰」の声を聴かなければなりません。

患者様に、私に対して背を向けるように立ってもらいました。

「腰」の位置で、左側に大きく跳ねています。

「腰」が左側に跳ねてるのですから

「腰」を右側に動かせば

真っ直ぐな正しい姿勢に戻りますよね。

なので

ゆっくりでいいので、「腰」を右側へ動かしてみてください

と指示しました。

患者様は、私の言うとおりに動かしました。

「痛い！」

右へ動かすのは、「痛み」が伴うようです。

これが、「腰」の声なんです。

左へ跳ねた状態から

更に、左へもっと動かしてみたらどうですか？

と指示しました。

患者様「こっちは、痛くない」

これも「腰」の声なんです。

ここで分かったことは

今の「腰」の状態では

左に跳ねていた方が

「腰」にとって、都合がいいんだ

ということです。

患者様に、こう伝えました。

「誰から何を言われても、

痛みの出る方へは、動かさないでくださいね。」

これが、私の言う

「腰」の声を聴く

ということです。

私が行ったことは

患者様本人以上に、患部に対して

「ありがとう」を手当てを通して届けることと

物理的に変形しているものは

どうしようもありませんが

患部の周りで緊張した筋肉をほぐすことや

血流の改善をさせることができます。

結果的に

手術をしないで完治することができました。

※「痛み」が取れて日常生活に支障のない状態にまで回復した。

ゴルフも現役でプレイされています。

これは奇跡に近い感じがします。

要因は

★施術者である私を信頼して任せてくれたこと

★私との約束を承知してくださったこと

★年齢に関係なく、自然治癒力が働いてくれたこと

★患者様の日頃の努力と忍耐

★患者様の前向きな姿勢

私がやったのは、ほんの少しだけ

お手伝いしたに過ぎません。

私の持つ知識や技術を超える成果だと感じています。

いつも私を治療家として育ててくださるのは

患者様なのですから。

感謝しています。

カズヤ