ジャンヌ・ダルク
記事コラム
普段は、ネットで上がってる記事は半分おふざけ、雑談のようなもので、たいして気にしないんですけど・・・
今回ばかりは、ちょっと脊髄反射してしまいますねぇ。
私も、女子のたしなみとして多少はジェンダーだとか男女差別や格差の問題については、考えたことがあります。
はい、ネット記事に出てた、田嶋陽子さんの「男にとって女は穴と袋」発言です。
ネットの記事では、テレビ番組で田嶋さんがそのような発言をしたら、「男性差別ではないか」などという抗議の的になっている、という。
本当かどうか知らないけど、これが本当だとしたら、あんまりだなぁと思ってますね。
私は、ジェンダー研究者として田嶋陽子さんは、日本における第一人者だと思ってます。
彼女は体を張って、戦ってました。私はちゃんと見ていたよ！
まだ女性差別がーなんていう女性が、堂々とテレビや言論の場で登場することが少なかった時代、彼女はお笑い番組でも討論番組でも、自分の主張を発言し、さらには国会議員にまで挑戦なさった。
今回、最近話題になっている芸能界におけるスキャンダルが発端だったわけですけど・・・。
木下ほうかさんのスキャンダル。池井戸潤作品には欠かせない名キャラでしたけど、もう見ることはなくなるんでしょうかねぇ、残念。
映画監督さんの事件もあるし、ハリウッドでもフランスでも女優さんたちが立ち上がっているムーブメントはここ数年ありましたね。
男がクソであることは前提なんですよ。
例外はいる！すべての男がそうだと決めつけないでほしい！と主張される男性のみなさまは、ちょっと反省なさるべきですね。
すべての男がくそだと決めつけないでほしいというのなら、この世からレイプ事件を一掃してくださいよ。
望まぬ関係を強いられて、苦しんでる女性がいなくなってから、そういう発言をしたまえ！と私は思いますねぇ。
私、昔、討論番組ですごい場面を見てしまったことがあるんです。
田嶋さんと、他数人の男性が討論して、テーマはなんだったか忘れたけど・・・教育ととか福祉だとかそんなテーマだったかなぁ。
田嶋さんが例によって、男というのはー、女はいつも虐げられてーのような田嶋節を披露なさった後、一人の参加者男性が彼女に言ったんです。
「田嶋さんさぁ、あなた結婚したことある？子ども産んだことあるの？」
せせら笑うような言い方で。
テレビ見てて、こんなに腹立ったことはなかったですね！
何かい？女は結婚して、子どもを育てなければ、発言しちゃいけないんですかね？
子ども産んでやっと、社会貢献できる立場にしてもらえるんですかね？
その時、田嶋さんは「子どもはいますよ、大きいのが一人」としれっと発言されました。
その相手の男性は「そうですか、それは存じ上げなかった、失礼しました」と言って引き下がった。
その後の田嶋さんの「くっ」と堪えた顔を見ていたら、私が泣きたくなりました。
田嶋さんは、その時、「大きいのが一人」という言い方で、別のものを指していたわけです。
彼女は、「自分を産みなおし、自分を育てなおした」という意味で、その言葉を使ったのです。
男には分かんないでしょうよ！それがどんな意味を持つのかなんて！
あの時代、ジェンダーの研究者として、女性の代表として、彼女は戦っていた。
だけど、彼女には本当の味方なんて誰もいなかったんです。
彼女が何かを発言するたびに、まるでその発言を取るに足らぬものかのように「子どもも産んだことのない女が何を言う」という空気、それと彼女は戦っていた。同じ女からも攻撃される始末。
あんなの、集団レイプと同じですよ。
あんな力づくで男どもに押さえつけられ、「子どもを産んでからものを言え」という、女性の存在そのもの対するレイプの被害者なんです。
日本の社会でも、彼女のいたアカデミックな世界でも、彼女は精神的な男よる集団レイプの被害にあっていたわけです。
そして、そういう男による集団レイプをテレビで普通に放映していたんですからねぇ。
「男にとって女は穴と袋」くらいの発言でピーピー文句言うんじゃねぇよ(笑)
男は自分の鏡で自分の理想像しか見てないんです。
女の鏡には、もっと醜い男の姿が映ってます。
真実の姿を見つめ、受け入れられる男だけが、女性に触れていい。女性に関わってもいい権利を持つんです。
それなのに、自分の真実の姿も受け入れられないくせに、女の鏡を覗き込んで、その中に醜い野獣がいたからといって、
何を文句言ってるんですか？そんな風に自分が映っているからといって、「男性差別だ」と騒ぐとは、現実を見たことないんですか？
現に戦争が起こっているんですよ？
戦争も止められない男が何を言う。まずは戦争止めてこい。話はそれからだ！
とりあえず、ボーヴォアールの「第二の性」は必読です。
女は女に生まれるのではない、女になるのだ。
別に男にヤラれて初めて女になるとかそういうこっちゃねーからなwww(本当にそう勘違いしてた男が存在した・・・驚愕)
子ども産まなきゃ女じゃないという意味でもまったくないからなwww
私は、ボーヴォアールの示した方法については、全面的に賛成ではない立場なのですけどね。
さらに言うなら、欧米で流行っているからといって、女性の権利！だのという感覚をそのまま日本に輸入するやり方は間違いだったとも感じています。
ジェンダー研究がニュートラルな立場からできるのは、トランスジェンダーの皆様自身だとも思ってますしね。
脊髄反射で失礼しました。
もし嫌な気持ちになってしまった男性がいたら、スマン。
だが、これを機会に、自分の醜い野獣の姿を受け入れ、その中にある純粋でまっすぐな自分を見つめなおしてみてはいかがでしょう。
タロット占いしてやってもいいぞ(笑)
今回ばかりは、ちょっと脊髄反射してしまいますねぇ。
私も、女子のたしなみとして多少はジェンダーだとか男女差別や格差の問題については、考えたことがあります。
はい、ネット記事に出てた、田嶋陽子さんの「男にとって女は穴と袋」発言です。
ネットの記事では、テレビ番組で田嶋さんがそのような発言をしたら、「男性差別ではないか」などという抗議の的になっている、という。
本当かどうか知らないけど、これが本当だとしたら、あんまりだなぁと思ってますね。
私は、ジェンダー研究者として田嶋陽子さんは、日本における第一人者だと思ってます。
彼女は体を張って、戦ってました。私はちゃんと見ていたよ！
まだ女性差別がーなんていう女性が、堂々とテレビや言論の場で登場することが少なかった時代、彼女はお笑い番組でも討論番組でも、自分の主張を発言し、さらには国会議員にまで挑戦なさった。
今回、最近話題になっている芸能界におけるスキャンダルが発端だったわけですけど・・・。
木下ほうかさんのスキャンダル。池井戸潤作品には欠かせない名キャラでしたけど、もう見ることはなくなるんでしょうかねぇ、残念。
映画監督さんの事件もあるし、ハリウッドでもフランスでも女優さんたちが立ち上がっているムーブメントはここ数年ありましたね。
男がクソであることは前提なんですよ。
例外はいる！すべての男がそうだと決めつけないでほしい！と主張される男性のみなさまは、ちょっと反省なさるべきですね。
すべての男がくそだと決めつけないでほしいというのなら、この世からレイプ事件を一掃してくださいよ。
望まぬ関係を強いられて、苦しんでる女性がいなくなってから、そういう発言をしたまえ！と私は思いますねぇ。
私、昔、討論番組ですごい場面を見てしまったことがあるんです。
田嶋さんと、他数人の男性が討論して、テーマはなんだったか忘れたけど・・・教育ととか福祉だとかそんなテーマだったかなぁ。
田嶋さんが例によって、男というのはー、女はいつも虐げられてーのような田嶋節を披露なさった後、一人の参加者男性が彼女に言ったんです。
「田嶋さんさぁ、あなた結婚したことある？子ども産んだことあるの？」
せせら笑うような言い方で。
テレビ見てて、こんなに腹立ったことはなかったですね！
何かい？女は結婚して、子どもを育てなければ、発言しちゃいけないんですかね？
子ども産んでやっと、社会貢献できる立場にしてもらえるんですかね？
その時、田嶋さんは「子どもはいますよ、大きいのが一人」としれっと発言されました。
その相手の男性は「そうですか、それは存じ上げなかった、失礼しました」と言って引き下がった。
その後の田嶋さんの「くっ」と堪えた顔を見ていたら、私が泣きたくなりました。
田嶋さんは、その時、「大きいのが一人」という言い方で、別のものを指していたわけです。
彼女は、「自分を産みなおし、自分を育てなおした」という意味で、その言葉を使ったのです。
男には分かんないでしょうよ！それがどんな意味を持つのかなんて！
あの時代、ジェンダーの研究者として、女性の代表として、彼女は戦っていた。
だけど、彼女には本当の味方なんて誰もいなかったんです。
彼女が何かを発言するたびに、まるでその発言を取るに足らぬものかのように「子どもも産んだことのない女が何を言う」という空気、それと彼女は戦っていた。同じ女からも攻撃される始末。
あんなの、集団レイプと同じですよ。
あんな力づくで男どもに押さえつけられ、「子どもを産んでからものを言え」という、女性の存在そのもの対するレイプの被害者なんです。
日本の社会でも、彼女のいたアカデミックな世界でも、彼女は精神的な男よる集団レイプの被害にあっていたわけです。
そして、そういう男による集団レイプをテレビで普通に放映していたんですからねぇ。
「男にとって女は穴と袋」くらいの発言でピーピー文句言うんじゃねぇよ(笑)
男は自分の鏡で自分の理想像しか見てないんです。
女の鏡には、もっと醜い男の姿が映ってます。
真実の姿を見つめ、受け入れられる男だけが、女性に触れていい。女性に関わってもいい権利を持つんです。
それなのに、自分の真実の姿も受け入れられないくせに、女の鏡を覗き込んで、その中に醜い野獣がいたからといって、
何を文句言ってるんですか？そんな風に自分が映っているからといって、「男性差別だ」と騒ぐとは、現実を見たことないんですか？
現に戦争が起こっているんですよ？
戦争も止められない男が何を言う。まずは戦争止めてこい。話はそれからだ！
とりあえず、ボーヴォアールの「第二の性」は必読です。
女は女に生まれるのではない、女になるのだ。
別に男にヤラれて初めて女になるとかそういうこっちゃねーからなwww(本当にそう勘違いしてた男が存在した・・・驚愕)
子ども産まなきゃ女じゃないという意味でもまったくないからなwww
私は、ボーヴォアールの示した方法については、全面的に賛成ではない立場なのですけどね。
さらに言うなら、欧米で流行っているからといって、女性の権利！だのという感覚をそのまま日本に輸入するやり方は間違いだったとも感じています。
ジェンダー研究がニュートラルな立場からできるのは、トランスジェンダーの皆様自身だとも思ってますしね。
脊髄反射で失礼しました。
もし嫌な気持ちになってしまった男性がいたら、スマン。
だが、これを機会に、自分の醜い野獣の姿を受け入れ、その中にある純粋でまっすぐな自分を見つめなおしてみてはいかがでしょう。
タロット占いしてやってもいいぞ(笑)
