子どもにイライラする本当の理由。自分の「当たり前」が見えてくる3つの質問

子どもにイライラする本当の理由。自分の「当たり前」が見えてくる3つの質問

記事
コラム
「なんで何回言ってもわかってくれないの?」
娘ちゃんにそう思ってしまうことが、以前の私はよくありました😢

早く寝てほしいのに、なかなか寝ない。
優しく声をかけているのに、泣き止んでくれない。
時間に余裕を持って準備したはずなのに、結局バタバタ。

そして、ついイライラしてしまう。
娘ちゃんが寝たあとには、決まってひとり反省会です。

「また怒っちゃったな……」
「もっと優しくできたはずなのに」

そんなふうに落ち込んでいました😢

でも、心理学を学んでから、ひとつ気づいたことがあります。

それは、イライラの原因は
子どもの行動そのものだけじゃないこともあるということ🫵

実は、自分でも気づいていない「こうあるべき」という考え方が、イライラに関係している場合があるんです🥺

今日は、私が自分の気持ちを整理するときに大切にしている3つの質問をご紹介します☺️

難しいことはありません🥹✨
最近イライラした場面をひとつ思い出すだけで大丈夫です。
一緒に、自分の気持ちを少しだけのぞいてみませんか?☺️

そもそも、どうしてこんなにイライラするんだろう?

同じ出来事でも、イライラする理由は違う
たとえば、子どもがおもちゃを片づけてくれないとき。
「使ったものは、ちゃんと元に戻してほしい!」
と思うお母さんもいれば、

「何回言ったらわかってくれるの?」
と、話を聞いてもらえないことにイライラするお母さんもいます。

一方で、
「まあ、あとで片づければいいか」
と、あまり気にならないお母さんもいますよね。

同じ「おもちゃを片づけない」という出来事なのに、感じ方は人それぞれ。

画像

これって、ちょっと不思議じゃないですか?🥺

私も以前は、娘ちゃんの行動ばかり見ていました。

でも、心理学を学ぶなかで、
自分自身の考え方や価値観にも目を向けるようになりました。

すると、イライラしたときの自分には、ある共通点があることに気づいたんです。

それは、自分が大切にしていることが、思いどおりにならなかったとき。
もちろん、疲れや睡眠不足などが影響している日もあります。

でも、自分の中の「当たり前」に気づくことが、気持ちを整理するヒントになる場合もあるんですよね。

「ちゃんとしてほしい」の中身を考えてみる


たとえば、こんな気持ち。

「時間どおりに寝てほしい」
「ごはんはきちんと食べてほしい」
「人に優しくしてほしい」
どれも、子どもを思うからこその願いです。

でも、少しだけ考えてみてください。
どうして、それを大切にしたいのでしょうか?

時間どおりに寝てほしいのは、健康を守りたいから?
ごはんを食べてほしいのは、栄養が足りているか心配だから?
人に優しくしてほしいのは、周りの人と仲良く過ごしてほしいから?
こうして考えると、イライラの奥には、自分が大切にしている気持ちが隠れていることがあります🥺

その気持ちを知るために、次の3つの質問を使ってみてください。

イライラの原因が見えてくる3つの質問

質問①「私は、何が嫌だったんだろう?」
まずは、最近イライラした場面をひとつ思い出してみてください。

たとえば、朝の支度。
何度声をかけても、子どもが着替えてくれない。

時間はどんどん過ぎていく。
「早くして!」と言ってしまった。

そんな場面を想像してみます。
ここで最初の質問です。

「私は、何がいちばん嫌だったんだろう?」
答えは、ひとつじゃありません。

・予定どおりに進まなかったこと
・何度言っても聞いてもらえなかったこと
・遅刻しそうで焦ったこと
・自分ばかり頑張っている気がしたこと
同じ出来事でも、人によって答えは違います。

大切なのは、「子どもが着替えなかったから」とだけ考えず、自分の中で何が起きていたのかを見つけること。
私はこれまで、イライラしたときに「また怒っちゃった」と反省することが多かったんです。

でも、それだけでは次にどうすればいいのかわからないんですよね。
何が嫌だったのかを具体的にすると、少しずつ対処法も考えやすくなります。

質問②「本当は、どうなってほしかった?」
次に考えるのは、自分が望んでいたことです。

たとえば、朝の支度でイライラしたなら、

「時間に余裕を持って出発したかった」
「一度声をかけたら動いてほしかった」
「朝くらい、穏やかに過ごしたかった」
そんな答えが出てくるかもしれません。

ここで大切なのは、理想の育児を考えることではありません。

自分が何を大切にしたかったのかを知ること。

たとえば「時間に余裕を持ちたかった」という答えなら、あなたは見通しを持って行動する
ことを大切にしているのかもしれません。
「一度で話を聞いてほしかった」なら、相手とのやり取りや協力を大切にしているのかもしれません。
「穏やかに過ごしたかった」なら、安心できる雰囲気を大切にしているのかもしれません。

もちろん、これだけで性格やタイプが決まるわけではありません。
でも、自分の価値観を知るきっかけにはなります。

私も、自分の考え方を振り返るようになってから、「なんでこんなにイライラするんだろう?」と悩むだけではなくなりました。
自分が何を大切にしていたのか、少しずつ言葉にできるようになったんです☺️

質問③「その願いを叶える方法は、ほかにもないかな?」
最後は、ここがいちばん大切です。
自分が何を大切にしたかったのかわかったら、それを叶える方法を考えてみます。

たとえば、
「朝、時間に余裕を持って過ごしたい」
という願いがあったとします。

そのために、子どもが早く着替えてくれることだけを期待していると、なかなか思いどおりにいかない日もありますよね。

でも、方法はそれだけではありません。

前の日に服を準備しておく。
朝の予定をひとつ減らす。
子どもが選びやすいように、服を2つだけ出しておく。
そんな工夫も考えられます。
また、「穏やかに過ごしたい」が願いなら、朝の家事を少し減らしてみるのもひとつの方法です。

ここでのポイントは、
「子どもをどう変えるか?」だけでなく、「自分たちが過ごしやすくなるには?」と考えてみること。


子どもの行動をすべてコントロールすることはできません。
でも、環境や自分の行動なら、少し変えられることがあります。

もちろん、すぐにうまくいかないこともあります。
そんなときは、また別の方法を考えれば大丈夫。
一度で正解を見つけなくてもいいんです。

3つの質問を、実際に使ってみると?

ここで、もうひとつ具体例をご紹介します。
たとえば、子どもがごはんを食べてくれないとき。
一生懸命作ったのに、ひと口も食べてくれない。
「せっかく作ったのに……」
そんなふうにイライラしてしまうこと、ありませんか?😢

この場面で3つの質問を使うと、こんなふうに整理できます。

① 私は、何が嫌だった?

せっかく作ったごはんを食べてもらえなかったこと。
② 本当は、どうなってほしかった?

娘ちゃんにおいしく食べてほしかった。
そして、自分の頑張りも少し報われてほしかった。
③ その願いを叶える方法は、ほかにもある?

食べてくれない日があっても、自分の頑張りまで否定しなくていい。
食べやすい形や量を工夫してみる。
食事が負担になりすぎているなら、簡単なメニューに頼る日を作ってみる。

こんなふうに、考えることができます☺️
大切なのは、無理にポジティブになることではありません。

イライラした自分を責める代わりに、「私は何を大切にしたかったんだろう?」と考えてみる。
それだけでも、自分の気持ちへの向き合い方が変わることがあります。
※食事量や発育など、健康面で気になることがある場合は、気持ちの整理とは別に専門家へ相談してくださいね。

自分のイライラを知ると、育児の選択肢が増える

ここまで、3つの質問をご紹介しました。

もう一度まとめると、

1:私は、何が嫌だったんだろう?
2:本当は、どうなってほしかった?
3:その願いを叶える方法は、ほかにもないかな?
この3つです。

最初から全部答えられなくても大丈夫。
私は特に、2つ目の「本当はどうなってほしかった?」という問いが大切だと感じています。

イライラしているときって、どうしても「子どもが言うことを聞いてくれない」という部分に目が向きやすいんですよね🥺

でも、その奥にある自分の願いに気づくと、別の方法を考えられることがあります。
そして、こうした振り返りを続けていると、自分がどんな場面でストレスを感じやすいのか、少しずつ傾向が見えてくることもあります。

「私は予定が崩れると焦りやすいんだな」
「私は気持ちをわかってもらえないと悲しくなるんだな」
「私は家族が穏やかに過ごせることを大切にしているんだな」
そんな小さな発見です。
これって、子育てだけじゃなく、夫婦関係や家族とのコミュニケーションにも役立つ視点だと思っています。

もっと自分の傾向を知りたい方へ

今回ご紹介した3つの質問は、自分の気持ちや価値観に気づくための、ひとつの方法です。
でも、振り返ってみても、

「自分が何を大切にしているのか、いまいちわからない」
「いつも同じことでイライラしてしまう」
ということもありますよね🥺

私自身、心理学を学ぶなかで、親にもそれぞれ異なる傾向があり、得意な関わり方やつまずきやすい場面があることを知りました。
そこで、親の8つのタイプについて、別の記事にまとめました!



タイプごとの特徴や強み、つまずきやすいポイント、子どもへの声かけのヒントなどを紹介しています。

今回の質問を試してみて、
「もっと自分のことを知りたいな」
「自分に合った関わり方を考えてみたいな」
と思った方に、読んでもらえたらうれしいです。

子育てをしていると、どうしても子どものことばかり考えてしまいますよね😭
でも、お母さん自身がどんな人なのかを知ることも、家族みんなが過ごしやすくなるための大切な一歩だと思います。

今日も一日、育児お疲れさまでした。
もし今日、子どもにイライラしたことがあったなら。

「また怒っちゃった」と反省するだけで終わらずに、
「私、本当はどうしてほしかったんだろう?」
って、自分に聞いてみてください🫰

自分でも気づいていなかった、大切な気持ちが見つかるかもしれません☺️

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