ロゴは世界に向けた「自己紹介」であるという考え方
記事
デザイン・イラスト
ロゴは
会社が初めて世界と目を合わせる瞬間です。
名刺より先に
営業トークより前に
説明や実績を見るよりも前に
人は、まずロゴを見ています。
だからロゴは、
単なるマークでも
デザインでもありません。
「私たちは、こういう存在です」
という、世界に向けた自己紹介です。
ロゴは、誰に見られているのか
ロゴは、想像以上に多くの相手に同時に見られています。
顧客
取引先
採用候補者
社員
パートナー
投資家
しかもそれぞれが、
違う立場・違う期待・違う視点で見ています。
顧客は、
「信頼できそうか」「安心して任せられそうか」を見ています。
取引先は、
「長く付き合える会社か」「価値観は合うか」を見ています。
社員や採用候補者は、
「誇りを持てる会社か」「自分が属したい場所か」を見ています。
投資家や外部の目は、
「思想があるか」「ブレない軸を持っているか」を見ています。
ロゴは、
このすべてに同時に応えている存在です。
ロゴは、同時に複数のメッセージを伝えている
ここで重要なのは、
ロゴが「説明を変えて話し分けている」わけではない、という点です。
ロゴは一つです。
でも、その一つが
見る人の立場ごとに、違う意味として受け取られています。
それが成立するのはなぜか。
ロゴの奥に、
約束
姿勢
価値観
判断基準
が、きちんと存在しているからです。
中身がある自己紹介は、
相手が違っても、受け取られ方が破綻しません。
見た目以上に「姿勢」が滲み出る理由
人はロゴを見たとき、
意識ではなく、無意識で判断しています。
ちゃんとしていそう
なんとなく信用できる
言葉にできないけど好き
逆に、少し不安
これらはすべて、
ロゴの「見た目」そのものではなく、
その裏にある姿勢を感じ取っている反応です。
・どういう考えで作られているか
・どこを大切にしていそうか
・安易に決めていないか
そういった空気は、
不思議なほどロゴに滲み出ます。
だから、
「それっぽいデザイン」を真似しても、
中身が伴っていなければ伝わりません。
ロゴは、言葉より先に人格を語る
ロゴは、喋りません。
説明もしません。
それでも人は、
ロゴを見た瞬間に
「どんな会社か」を感じ取ります。
これは、
ロゴが人格の要約だからです。
どんな判断をしそうか
どんな態度で仕事をしそうか
どんな価値観を持っていそうか
それらが、
言葉より先に伝わる。
それが、ロゴという存在です。
最後に
ロゴは、
目立つためのものではありません。
世界に向けて、
「私たちは、こう在りたい」
と差し出す自己紹介です。
もし今、
何者なのか伝わっていない気がする
説明しないと理解されない
比較され続けている
価格で判断されやすい
と感じているなら、
それはロゴの「デザイン」ではなく、
自己紹介の内容そのものを
見直すタイミングかもしれません。
ロゴは、
あなたの代わりに世界と会話しています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ロゴは企業のためだけのものではありません。
サービスを提供する一人ひとりが、
「どう在りたいか」「どう覚えてもらいたいか」を
静かに積み上げていくためのものでもあります。
筆者はココナラにて、
ロゴ制作を中心としたブランディングサービスを提供しています。