テクノロジー「@の誕生物語」

テクノロジー「@の誕生物語」

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IT・テクノロジー




我々はメールアドレスやSNSで毎日のように
「@」を見かけます

現在@はメールやSNSで使われてますがこの
記号はネットが出た時に作られたのでは無く
その遥か昔の約500年前には既に商人が使い
一般化してました

イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学の
科学史によると@は1536年には既に使用され
今から約500年も前から存在してた記号です

当時@は商人が商品を売買する時に使う物で
特にワインとかオリーブオイルや穀物の量や
値段表示に使われ商売を便利にしてたのです

@の起源は幾つかの説が唱えられてます

①昔のローマ帝国で使われていたラテン語の
「ad」から生まれた説でこの単語は「〜へ」
「〜に」「〜で」という意味があります

昔の書記は速く書く為に文字をつなげて書き
その結果「a」と「d」が重なって今の「@」
の様な形になったのではないかと言う説です

②はフランス語の「à」が変化した説でこの
これにも「〜で」「〜に」という意味があり
ただしこの説を証明するのには十分な証拠が
まだ見つかってません

現在確認されている最も古い記録は1536年の
5月4日にイタリアの商人フランチェスコラピ
と言う人書いた手紙です

この手紙にはスペインの港へ南アメリカから
財宝を積んだ船が到着した事等が書かれてて
その中でワインの値段を書く時に@を使用し
領収書を発行してた記録があります

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この手紙でアンフォラという言葉も出てきて
これは昔の地中海地方で使ってた大きな壺の
事です

この壺にはワインやオリーブオイルや穀物が
入れられてました

やがてこの壺はただの入れ物の役目だけじゃ
なくなりこの壺一杯分が容量の基準単位とし
使われる様になりました

研究者はこの@はアンフォラを表す商業用の
記号だったと考えてます

その後@は貿易が広がるにつれ多くの国へと
広まりました

商店や会社では帳簿を書く時によく使われて
一般化していったのです

当時の@は英語で「at the price of」という
意味がありました

これは「1個あたり○円」という意味があり
例えば商品10個 @ 5セントと書いてあると
5セントの商品を10個買うという意味になり
その為お店の人や会計士はこの表記のお陰で
帳簿作業がとても楽になったのです

商売で広く使われてたのでこの後に作れらた
タイプライターにも@キーが付けられる様に
なりました

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つまり@はコンピューターができる以前から
キーボードに存在してた記号だったのです

その後1971年アメリカでコンピューター学者
レイトムリンソンが世界で初の電子メールの
仕組みを作りました

そのときに利用者の名前とPCの住所にあたる
ドメインを区別する記号が必要になりそこで
選ばれたのが@だったのです

例えば user @ example.comなら

user=利用者の名前

example.com=インターネット上の住所

となります

つまり「userがexample.comにいる」という
意味を表してます

こうして昔の商人が使った記号は電子メールの
象徴になりました

現在@はメールだけでなくSNSだとメンション
という相手を指定して呼びかける機能に使われ
例えば「@○○」さんと書く事でその人に向けて
メッセージを送る事ができます

@の呼び方は国によって違い

日本:「アットマーク」

フランス:「カタツムリ」

ロシア:「子犬」

デンマーク:「象の鼻」や「豚のしっぽ」

アフリカーンス語:「猿のしっぽ」

と言う様に見た目から名前が付けられてます

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