思い出「燃える雪 2」

記事
小説
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【反撃開始】





7歳の時の大晦日
大雪が降って公園に遊びに行った時
雪合戦が行われた。

その中に2年生の上級生女子が居て
その子の雪玉の威力が物凄く
俺と2年生の男子が降参してしまった。

そして
その女子の雪玉作り専属召使にされる。

この女子に雪玉を作って渡すと
更に強く握りしめ
氷玉にして男子に投げつけた。
ケケケ(σ'∀')σΞΞΞ〇

その氷玉は
かなり剛速球で投げられて
男子が全然歯が立たず逃げまくっている。

そんな状態になり
他の男子全員がこの怪物女子1人だけを
全員で集中攻撃してきた。
フンガ-(# `益´(# `益´(# `益´(# `益´)〇Ξ〇Ξ〇

そしたらこの女子が
「いったん雪玉作りを辞めて
応戦して!」
そう我々2人に命令を下した。

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【屈服】





我々2人は
雪玉を作って応戦するが
もうこの女子のせいで
対戦構図が15人vs我々3人の状態。

この激しい雪玉状態の中この女子が
我々を屈服させた
あの巨大雪玉を作り出した!

そして
この俺の顔位ある巨大雪玉を
この女子が両手で男子達にに投げる!
オリャー!!!!(щ`皿´)屮ΞΞΞΞ〇

そしたら
この巨大雪玉が
男子達が密集している場所に着弾!

その瞬間
男子3名が吹き飛ぶようにコケて
地面の雪に埋まってしまった!
_/\○_フギャ  ε=\__○ノヒデブ!!

そしたら
この女子が足早にそこに接近して
倒れている男子めがけ
更に雪玉をぶち込む!

我々は
その女子の姿を見て
「まるで悪魔ジャマイカ…」と
心底恐怖した。

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【必殺技】





倒れている状態で
雪玉を当てまくられた男子3人は
「勘弁して~∑(;Д;ノ)ノ」と
謝っていた。

そしたらこの女子が
「仲間になれば許す!<(`^´)>」
そう命令した。

この命令に対し男子3人は
「はい~!(*ノ>Д<)ノ」と
返事をして仲間になってくれた。

この間も雪玉が
この女子に向けて投げられているので
我々2人で応戦していた。

新たな仲間が加わり
やっと12人VS我々6人の構図になる。

そして
我々が雪玉で応戦している間に
この女子が例の巨大雪玉を作る。

そのあとまた
男子が密集している場所に投げた!
オリャー!!!!(щ`皿´)屮ΞΞΞΞ〇

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【勝利宣言】





この巨大雪玉が着弾した場所にいた男子達が
今度は2人吹っ飛ばされて倒れる!

その瞬間また速足で男子に近づき
倒れている所に更に雪玉を大量に投げつける。

そしたらその男子2人も
「ごめんごめん!∑(゚Д゚ノ)ノ」と謝り
また仲間にされてしまった。

この調子でこの女子は
どんどん男子達を撃墜していく。

この女子は
まるで鬼神の様だった。
ワレニヽ(゚`Д´゚)ノシタガエ!

そして敵陣の人数が4人位になった時
敵側が負けを認めて降参した。

その後この雪合戦は
この怪物女子の1人勝ちになり
無事に雪合戦が終了した。

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【男の愚痴】





この日を境に
この怪物女子は
「番長」と呼ばれるようになった。

この雪合戦をやろうと
みんなに提案してまとめてくれた
5年生の上級生達もこの女子に撃墜された。
(´・ω・`)ショボーン

この後家に帰り
このありえない雪合戦の事を
母親に愚痴ってしまう。

そしたら
「久しぶりに番長が誕生したのね(^ー^* )♪」
そう言って俺の恐怖体験を
理解してくれなかった。

そしてこの日の夜
また雪が降り始めた。

この雪を見て母親が
「バス停にパパ帰ってくるから
傘持って行ってあげて」と
用事を頼まれてしまう。

俺は
父親なら今日の雪合戦の事を話せば
ちゃんと理解してくれると思い
報告したい気満々でバス停に向かった。

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【酔っ払い】





そして俺は
バス停に到着した。

父親を待っていたら
近くの居酒屋で男の大人2人が
何か言い合っている。
フンガフンガ(メ゚皿゚)凸 ヽ(*`皿´*)ノムキー!

俺は
話している声が聞こえず
「酔っ払いの喧嘩か」
そう思って気にしなかった。

そしてバスが到着して
父親がバスから降りてきた。

俺は
父親の姿にすぐ気が付いて
傘を渡したら「気が利くな(^ー^* )♪」
そう褒められてご満悦になる。

早速今日の雪合戦の事を話そうとしたら
さっき大人2人で言い合っていた内の1人が
こちらに向かってくる。

そして父親に
「帰るお金なくて~
少しお金貸してくれないだろうか(´pωq`)」
そう言ってきた。

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【人情】





そこで父親は
「居酒屋で帰りの交通費も計算せずに
飲んでしまったのか?」
そう尋ねた。

そうすると尋ねられた大人が
「そうなんだ
本当にすまないけどお金貸してほしい」
そう言ってくる。

そしたら父親は
「仕方ない少し貸すよ」
そう言って財布を取り出した。
(´・ω・`)ヾ(・ω・。)ヨシヨシ

この時俺は
「大人の社会ってこんな赤の他人に
こんな無茶を頼める世界なんだ~」
そう思い人情という物を肌で感じた。

しかし居酒屋から
1人の大人が出てきて
足早にこちらに向かってくる。
ε=ε=ε=ヾ(!*`д´*)

さっきこの父親に
お金を貸してと言ってきた人と
何か言い合っていた
もう1人の大人だった。

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【恩知らず】





そして足早に我々の所に来た人が
「この男にお金を貸しちゃだめだ!」
そう言って来た。

父親は
「ん?何故(。´・ω・)?」
そう聞き返した。

そしたら
「この男に俺もお金を貸したが
そのお金を酒代に使ちゃったんだよ!」
そう言ってくる。

この事を報告してくれた男の人は
お金を貸した後居酒屋で飲んでたら
お金を貸した男も何故か店の中にいて
既に飲んでいたそうだ。

その事に気が付き文句を言いに行ったが
既に貸したお金分
飲み干してしまいっていた。
プハァ~( ;-ω-)=3ヒック

その後お金を貸した男が会計を済ませ
店内でなく外に出た所で
怒りをぶつけていたみたいだ。

その後文句を全部ぶつけたら謝ったので
許して解放したらしい。

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【父親らしい行動】





怒りをぶつけた人が店内に戻ろうとしたが
お金がないのにどうやって帰るか気になり
しばらく様子を見ていたのだった。

そうしたら案の定
また他人にお金を貸してとせびっている。

それを見たから
急いで我々に忠告しに来てくれた。

その話を聞いた父親がこう言い放った
「解った金はくれてやる」
「その代わり1発殴らせろ(# ゚Д゚)y-~」
そう言った瞬間!ぶん殴っていた!

そしたら殴られた大人は
地面に叩きつけられ雪に埋もれて
凄く痛がりながら立ち上がった。

そして父親が1000円出すと
「どう使おうが良いが後知らないからな!」
そう父親が言ってお金を渡し
家に帰って行った。

この時俺は
「どいつもこいつも鬼ばかりだ」
「普通殴ると言う選択枠ないだろ」
そう感じ雪合戦の事を愚痴る気が失せた。
マッタク(´・_・`)

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