「縄鞭検定」
記事小説
【縄跳び検定】
８歳の時
学校で縄跳び検定を
開催する事になった。
その縄跳び検定は
５級から１級まであって
どんどんレベルが上がる。
ﾋｨｨｯ!!∑(；Д；ﾉ)ﾉ
俺は
縄跳びが得意じゃないので
１級を合格する為には
帰宅してから練習しないと無理。
５級は
「前飛び５分間」
４級は
「後ろ飛び５分間」
３級は
「前交差飛び１分間」
２級は
「後ろ交差飛び１分間」
そして１級が
「二重飛び１分間」と
今の俺じゃ
天地がひっくり返ってもできない。
この時俺が出来る飛び方は
「前飛び」と「後ろ飛び」
これしか出来ない。
|ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
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【通達】
俺は
縄跳び検定１級を取りたいので
学校の体育の授業以外に
帰宅してからも練習した。
まずおさらいで
前飛びと後ろ飛びをやってみると
５分間も飛ぶ事が出来ず
足や顔に縄跳びが当たる。
それが結構痛くて
特に目に当たると
痛みでうずくまってしまった。
(>_<)ｲﾀｲ
でも
前飛びと後ろ飛びは
数日練習したら
何とか５分間飛ぶ事が出来た。
そして学校に行き
放課後先生に縄跳び検定を
審査してもらった。
(´∀｀*)ｳﾌﾌ
この縄跳び検定は
当時住んでた三郷市が
運動能力を強化する一環として
先生達に通達を出したようだった。
その為体育の授業以外にも
放課後に縄跳び検定をしてくれて
先生達も必死になって
三郷市の指示を守ろうとしてた。
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【交差飛び】
この事を知ったのが朝礼の時で
余計な事をペラペラ話しちゃう
校長先生がそういってた。
(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…
そして俺は
放課後の縄跳び検定で
前飛びと後ろ飛びを
何とかクリアー出来て合格した。
その後俺は
次の交差飛びをする事になり
帰宅してから練習してた。
ε-(ノд`; )ﾌｩ…
しかし俺は
交差飛びが全然うまくいかず
すぐに縄跳びが足に引っかかる。
それでも練習したけど
結局コツすらつかめず
全く飛べなかった。
そこで俺は
学校で１番縄跳びが上手な女子に
コツを聞いてみる事にした。
するとその女子が
「飛び方見るから
今ここで飛んで見て」と
俺に言ってくる。
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【勘違い】
俺は
教室で縄跳びするのが
なんか恥ずかしかったけど
とりあえず交差飛びをしてみた。
その俺の姿を見た女子が
「根本的に違うじゃん！」と
俺に怒ってきた。
なので俺は
何が悪いのか全く解らないので
「なんか変？」と聞いてみた。
するとその女子は
「縄跳びを交差するんじゃなく
腕を交差して飛ぶの！」
そう怒鳴られてしまった。
確かによく考えてみると
縄を交差したら
物理的に縄が体に当たり
飛べない事に気が付いた。
それを聞いた俺は
その場で腕を交差して飛ぶと
きちんと飛べるジャマイカ！
ヾ(o´∀｀o)ﾉﾜｧｰｨ♪
どうやら俺は
飛び方そのものを間違えていて
交差飛びが出来なかったようだ。
(；д；)ｸﾞｽﾝ
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【最後の難関】
そして俺は
帰宅して交差飛びを練習すると
すぐに出来る様になり
そんなに難しくなかった。
後ろ交差飛びも
コツをつかめたおかげで
すぐに出来るようになる。
そして翌日の放課後
縄跳び検定に挑み
何とかクリアーする事が出来た。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかし最後の二重飛びは
全くできる気がせず
ほとんど諦め状態。
(´･д･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
でもやらないとならないので
また帰宅してから練習をし
無駄だと思いながらもやってみる。
その後しばらく練習してみたが
結局出来ずに終わり
また交差飛びを教えてくれた
女子に聞いてみようと思った。
翌日縄跳びが上手な女子に
二重飛びのコツを聞いてみると
また「ちょっと飛んで見て」
と言われてしまう。
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【強引のすゝめ】
女子に言われた通り
教室内なのにその場で飛び
俺の二重飛びを見てもらった。
ε-(･д･`;)ﾌｩ…
するとその女子が
「飛ぶ時りきみすぎて着地した後
縄を足に通過させようとしてる」
そう言われてしまった。
そしてその女子が
「ジャンプした瞬間縄跳びを
２回ぶん回してみて」
そう教えてくれた。
その事を聞いた俺は
また帰宅してから
言われた通り練習をしてみた。
しかし言われた通りやっても
ジャンプ力が低くて
縄跳びがペチペチ顔に当たり
拷問に感じてしまった。
この二重飛びは
俺にとって１番難しく
出来るまで１週間くらいかかり
ようやく飛べるようになった。
そして放課後また
縄跳び検定をしてもらい
空中で膝を曲げる不格好飛びで
なんとか合格する事が出来た！
*ﾟ｡+(n´v`n)+｡ﾟ* ﾜｰｨ♪
