こんにちは南仙台の父です。
政権も変わって内閣の顔ぶれが激変したこともあって支持率も高いようです。
その中で経済対策を期待する声も強い中で積極財政による景気高揚策が注目
を集めています。
安倍政権時の積極財政でも政権初期は効果を上げたこともあり、期待感も強
くなっているようです。
一方で財政規律を基調とする財務省との軋轢やトランプ2.0による国際経済
環境の変化によって思ったほどの効果が出ず、むしろ日本経済にマイナスの
効果を与えるのではないかという金融アナリストの意見もあります。
国民の注目が経済浮揚に集まる中で果たして政策効果は経済に良い影響を与
えることはできるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、正義のカードの逆位置が出ています。
正義のカードの逆位置は変更や不安定、一方的や優柔不断といった意味があ
ります。
正義のカードはバランスや均衡といった意味の他にも理性や公平といった意
味も持っています。
積極財政自体は一時的な効果は期待できるのですが、長期で考えた場合には
無理も大きく、国際経済の不安定要素に引きずられることになります。
一番大きく影響しそうなところがインフレによる物価の上昇でしょう。
また円安の進行が進むことで米国との軋轢も出て来ます。
円安は輸出には大きく貢献はできるものの、エネルギーや食糧など輸入に頼
るものへの価格高騰は大きくなります。
インフレ効果を更に押し上げることになり、賃金上昇も追いつかない形とな
ってバランスを崩すことになります。
力のない産業や企業は経営が更に厳しい状況となり、経済全体では半年程度
で景気浮揚の影響は消えることになります。
自民党としては景気浮揚が効果として目に見える間に選挙に持ち込みたい考
え方もあるので、どこで解散総選挙を判断するかも問われます。
次に環境条件ですが、世界のカードの逆位置が出ています。
世界のカードの逆位置は衰退や低迷、調和の崩壊や不調といった意味があり
ます。
不安定要素が多い中で日本だけでコントロールできない要素がポイントにな
ります。
まず第一に米国の動向があります。
特に問題となりそうなのは為替操作の印象を与えて、強い政治介入が入るこ
とがリスクとしてあります。
事あることに米政権はドル安を基軸とした為替安定を目指す動きを見せてい
る中で、貿易面でのゲームコントロールの中心となる為替相場には敏感なだ
けに円安コントロール(円買いドル売り)による影響も強くなります。
次に地政学リスクによる物流コストの更なる影響、国際的な気候変動も含め
た食糧・資源価格の上昇もあります。
更に人件費高騰が更に進む中でも解消できない人手不足など、日本経済を取
り巻く環境に景気に与える良い指標はありません。
アナリストのいうリスクの高い政策という点は間違いありません。
政策一点突破で半年程度の経済効果がある中で解散総選挙を行って、自民党
が安定過半数を取って政権安定化をさせられるかが次のポイントでしょう。
場合によっては効果が出ない、もっと短期でしか効果が見せられない場合も
あるだけに非常にリスクのある政策勝負となりそうです。