こんにちは南仙台の父です。
政府がこれまでのコメの作付・生産方針を転換し、増産を行うことを発表し
ました。
これまでの生産抑制主体の政策を180°転換しました。
消費者側の不満が強いために実態を考慮して転換した形になっていますが、
生産者側からは農業の先行きについての不安も出されています。
増産に転換しても思ったように簡単にはいかないという意見もあります。
果たして政府の政策転換は結果として供給不足を解消させることになるので
しょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、教皇のカードの逆位置が出ています。
教皇のカードの逆位置は保守や頑固、束縛や不信感、独りよがりや怠惰とい
った意味があります。
残念ながら簡単には増産できず、多くの課題を残すことになりそうです。
コメは地方で作られており、農業就業者の減少だけでなく技術の伝承なども
うまくいっていない面があります。
また、今後は農協改革も進むことになるでしょうが、今まで農協が抱える強
い資金や経営支援も今まで通りにはいかず、地域によっては農協の合併によ
る生き残りまでが取り沙汰されています。
また、コメに限らず農業には営農上の制約が大きくあり、簡単に新たな就農
者を受け入れるだけの体制でもありません。
現在も苦しんでいる気候変動による災害被害や水の確保の難しさ、作付け時
以外での問題など複雑な要素も関わるため、簡単に政策転換によって進む話
でもありません。
政府が今後進めるにあたっても課題を真摯に精査して、一つ一つに十分な対
応を行わないとかえって混乱をきたすだけになります。
未だ農業は古い体質の温床でもあり、こうしたところを見直す必要もありま
すが、与党の支持地盤でもあり資金源でもある農政を改革することはかなり
強いエネルギーが必要です。
場合によっては自民党を割るくらいの覚悟なしでこれは進められません。
次に環境条件ですが、悪魔のカードの逆位置が出ています。
悪魔のカードの逆位置は回復や覚醒、新たな出会いやリセット、立ち直りと
いった意味があります。
農政にはあまりにも大きな問題があり、何十年にも渡って染みついた柵があ
ります。
こうしたものを取り払って、新たな考え方で農業を再構築するためのマスタ
ープランがなければなりません。
こうした考え方によって単なる保護ではなく攻めの農業であったり、地方活
性化のための政策案として活用できなければ意味がありません。
すでに日本の農業スタイルは一部を除いて時代から取り残された感じもあり
ます。
当然のことながら小規模営農者保護も大事になります。
バランスを持った政策が望まれるところですが、残念ながら表面的な増産の
指示だけで動くものではありません。
まずはマスタープランをきちんと作成し明示することが大事になります。
残念ながら今の与党野党に限らずこうした考え方の人が少なく、利権争いに
終始しがちな状況です。
そろそろ本腰を入れて新たな農業の在り方を議論すべき時期になったという
ことでしょう。