今日から6月です。
この季節は、転職を考える方が多い時期です。オフィスカノンにも、転職のご相談が増えてきます。
ご相談で多いのは、「転職回数が多いので、もう先がない」というお悩みです。
転職は2〜3回まで、というイメージがあるのかもしれません。
転職は悪いことではありません
日本では終身雇用制度のもと、一つの会社に長く勤めることが美徳とされてきました。それも素晴らしいことです。
けれど、転職が悪いわけではありません。
大切なのは、その理由がポジティブなものか、ネガティブなものか。ここに尽きると思います。
キャリアアップ、スキルアップなど、やりたいことに向かう転職は、決してマイナスではありません。
ただ、会社は組織です。あまりに自分のことだけを見ていると、「この会社のために何をしてくれるのか」という点を見られます。
自分のキャリアアップとあわせて、会社へ貢献できることも考えてみましょう。
その視点がないと、「この人はまたすぐ辞めるのでは」と思われてしまうかもしれません。
ネガティブな理由も、ポジティブに変換できる
職場がつまらない。苦手な人がいる。給料が安い。
こうした理由で転職を考える方も多いでしょう。
心を壊すまで我慢する必要はありません。
ただ、「イヤだから」というだけで転職すると、次の職場でもイヤなことが起こる可能性があります。
そんなときは、イヤな部分はいったん横に置き、自分が身につけたスキルを振り返ってみてください。
いわゆる棚卸しです。
そのうえで、次の職場に貢献しながらキャリアアップできるか。
この視点があると、ネガティブな理由での退職も、ポジティブな理由に変換できます。
心理学では、これを「リフレーミング」と呼びます。
たとえば——
「給料が安いから辞めた」
→「前職で〇〇の実績を上げました。より実績を評価される環境で、責任ある仕事をしたいと思い、転職を決めました」
同じ出来事でも、視点を変えて言葉にすることで、ネガティブをポジティブへ変換できるのです。
自信がないなら、資格という道も
もし自分に自信が持てないなら、資格を取るという選択肢もあります。
資格がなくてもできる仕事であっても、資格は「一定の学びをした」というエビデンスになります。
難関資格である必要はありません。
業務に関連する知識を体系的に学んだ、という姿勢を示すことが大切です。
転職は、新しい扉を開けること
私自身、異業種への転職を何度か経験しています。
転職回数は、あくまでも目安です。
自分の人生をどう生きたいのか。仕事とどう向き合いたいのか。
その理由が明確になったなら、転職は新しい扉を開けることです。
勇気を出して、前に進んでみてください。