みなさんは、自分がどんな状態になると「幸せだな」と感じるのか、考えたことがありますか?
たとえば、
「これが一つあれば、結構幸せ」
と思えるタイプ。
それとも、
仕事も人間関係も、お金も健康も、生活も、
全体的にある程度うまくいっていると安心できるタイプ。
僕は、どちらかというと前者なのかもしれません。
今の僕にとって、その一つが毎朝のTikTok配信です。
配信が終わったあと、
「あの人、今日も来てくれたな」
「あの人、コメントしてくれたな」
「あの人、今日は相談してくれたな」
そんなことを思い出すだけで、結構嬉しいんです。
特に相談してもらえた日は、
「僕のことを信頼して話してくれたのかな」
と思います。
その嬉しさは、配信が終わった瞬間になくなるわけではありません。
その日一日、僕の中に残っています。
もちろん、それ以外のすべてが100点というわけではありません。
うまくいかないこともあります。
心配になることもあります。
もっとこうなったらいいのにな、と思うこともあります。
それでも僕は、
「今日、あの人が来てくれた」
という一つの出来事だけで、結構満たされることがあります。
でも、みなさん全員が同じではないと思うんです。
一つだけすごく満たされていても、
「仕事がうまくいっていないから気になる」
「人間関係ももう少し良くしたい」
「お金の不安も減らしたい」
と、生活全体がある程度整っていることに安心を感じる人もいます。
それも、とても自然なことです。
大切なのは、
どちらが正しいかではなく、自分がどちらなのかを知ること。
ここを知らないと、自分に合っていない幸せを追いかけてしまうことがあります。
たとえば、本当は一つ大切なものがあれば十分満たされる人なのに、
「仕事も成功しなきゃ」
「友達もたくさんいなきゃ」
「収入ももっと増やさなきゃ」
「休日も充実させなきゃ」
と、必要以上にいろいろなものを求めてしまう。
逆に、全体的なバランスを大切にする人が、
「大好きな仕事があるんだから、それだけで幸せなはず」
と思おうとしても、どこか苦しいかもしれません。
人間関係も大切。
安心できる暮らしも大切。
自分の時間も欲しい。
そう感じる自分を否定する必要はありません。
ただ、全体を大切にする人に、一つだけお伝えしたいことがあります。
全部を100点にしなくてもいいと思うんです。
仕事70点。
人間関係70点。
家族との関係70点。
お金60点。
健康70点。
趣味80点。
そんな感じでもいい。
一つずつ見ると完璧ではありません。
でも全体を見ると、
「思っていたより、悪くないかもしれない」
と思えることがあります。
僕は人のお話を聞いていると、
「自分が何を望んでいるのか、自分でもよく分からない」
という言葉を聞くことがあります。
でも、よくよく話を聞いていくと、何も望んでいないわけではないんです。
むしろ逆です。
いろいろな気持ちが重なりすぎて、自分でも見えなくなっていることがあります。
「仕事を辞めたい」の奥に、
本当は仕事そのものではなく、人間関係を変えたい気持ちがあるかもしれない。
「もっと幸せになりたい」の奥に、
実は一人で安心して過ごせる時間が欲しいのかもしれない。
「何か物足りない」の奥に、
誰かに自分の気持ちを分かってほしい、という思いがあるかもしれない。
自分の気持ちは、自分のことなのに意外と分からないものです。
僕自身も、人と話したり、言葉にしたりすることで、
「ああ、僕はこれを大切にしていたんだ」
と気づくことがあります。
なので、すぐに答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、
「僕は、どんな満たされ方をすると幸せなんだろう?」
と考えてみる。
一つあれば幸せなのか。
それとも、全体が70点くらいだと安心できるのか。
そしてもう一つ。
今の生活の中に、すでに満たされているものはないでしょうか。
大切な人がいる。
好きな場所がある。
話を聞いてくれる人がいる。
夢中になれるものがある。
一人になれる時間がある。
もしかすると、
「もっと幸せにならなきゃ」
と思っていたけれど、
自分が幸せを感じるために本当に必要なものは、それほど多くなかった。
そんなことに気づく人もいるかもしれません。
幸せの形は、人によって違います。
なので、誰かの幸せをそのまま自分に当てはめなくていい。
みなさんにとって、
「これがあれば結構幸せ」
と思えるものは何でしょうか。
それとも、
「これと、これと、これが70点くらいなら結構幸せ」
でしょうか。
自分の幸せの感じ方。
一度、ゆっくり探してみてください。